『震災復興に向けたアクションプラン』紅藻類を用いた放射性汚染物質濃縮シンポジウム『バイオ&パイロリサイクル4』“Bio-recycling & Pyro-recycling 4”開催案内
バイオテクノロジーは生物ないし生命現象 (バイオ) を生産に応用する技術であり、リサイクルにおいても従来の湿式技術(ハイドロメタラジー)に加え、乾式技術(パイロテクノロジー)と伴にバイオテクノロジーを利用した手法が注目され、その成果が出つつある。また、『震災復興に向けたアクションプラン』においては、同技術の放射性汚染物質濃縮への利用が試みられている。本シンポジウムでは、バイオテクノロジー、『震災復興に向けたアクションプラン』の成果を紹介し、その可能性について議論します。併せて、乾式法により新たに創出されたリサイクル技術などについて紹介し、分野の垣根を越えた議論を図ります。 1. 日程:2015年9月17日(木)9:35 ~ 14:40 2. 場所:第170回秋季講演大会第6会場(九州大学伊都キャンパス椎木(しいき)講堂2第1講義室) 3. プログラム: 9:35-9:40 開会挨拶 京都大学 山本高郁 第1部:パイロリサイクル“Pyro-recycling” 座長 山本高郁9:40-9:50 基調講演『パイロリサイクル』 京都大学 山本高郁 9:50-10:10 『鉄ないしは銅を用いた自動車触媒からのPGMの回収技術』 岩手大学 山口勉功 10:10-10:30 『CaO-SiO2-Al2O3スラグを用いたNd磁石からの希土類元素回収及びNd・Dy分離方法の検討』 産業技術総合研究所 田村卓也 10:30-10:50 『COガスによる廃ネオジム磁石からの希土類元素の選択的酸化回収』 京都大学 中本将嗣、山本高郁、大阪大学 田中敏宏 (休憩) 産業技術総合研究所 村上雄一朗 11:20-11:40 『脱リンスラグからのP回収に関する基礎検討』 京都大学 中本将嗣、山本高郁、JX 米田弘義 11:40-12:00 『脱リンスラグからのP回収 – 実証試験 –』 京都大学 山本高郁、JX 米田弘義、鴻池 石川俊哉 (昼食) 第2部:バイオリサイクル“Bio-recycling” 座長 山本高郁 13:00-13:20 基調講演 『バイオテクノロジー』 東京薬科大 都筑幹夫 13:20-13:40 『紅藻の基本機能とスケールアップ』 京都大学 山本高郁、妙中鉱業 川村光郎、サーモレックス・ラボ 森川拓也 13:40-14:00 『紅藻による放射性物資濃縮試験』 妙中鉱業 川村光郎、サーモレックス・ラボ 松岡恒之介、京都大学 山本高郁 14:00-14:20 『シームレスカプセルのバイオテクノロジー利用』 森下仁丹 田川大輔、京都大学 山本高郁 14:20-14:40 『光合成バイオテクノロジーのスケールアップと実用化構想』 東京薬科大 都筑幹夫、今村信和 4. 参加費:1,000円(当日、会場にてお支払いください。) 5. 申込先:事前申し込みは必要ありません。 6. 問い合せ先:中本将嗣 京都大学大学院工学研究科 TEL: 06-6879-4445 E-mail: nakamoto@mat.eng.osaka-u.ac.jp ※シンポジウムのみに参加する場合、鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので、直接シンポジウム会場へお越しください。 |