熱延ロール材は製品の表面品質や生産性に対して大きな影響を及ぼし,その性能が熱延操業指標の向上や安定化に重要な役割を果たしていることは言うまでもありません.現在,熱延ロール材には仕上圧延の前段および中段スタンドを中心にハイスロール材が使用されていますが,既に導入から20年以上が経ち,ハイスロール材に代わる新しい高性能ロール材の開発が望まれています.本研究会では,ハイスロール材を中心とした熱延ロールの技術変遷を今一度振り返り,ロール材の性能に大きく左右する炭化物を含む組織制御技術や最近の新たな熱延ロール材の検討事例について話題提供を頂き,今後の熱延ロール材の高性能化の方向性を考える一助にしたいと考えます. 多数のご参加をお待ちしております.
1.開催日時: | 2015年 12月8日(火) 13:00~16:50 |
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| 2.場 所: | 大阪大学中之島センター 3F 301講義室 住所:〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53 Tel: 06-6444-2100 地図:HP参照 http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php |
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| 3.プログラム |
| 13:00~13:05 | 開会の挨拶 |
| トライボロジーF 主査 宇都宮 裕(大阪大学) | 13:05~13:40 | 「国内外における熱延ロールに関する技術変遷~ハイスロールを中心に~」 |
| 滝川 浩 (日鉄住金ロールズ) | 13:40~14:15 | 「精密鋳造法による合金工具鋼鋳鋼の材料特性に及ぼすバナジウムの影響」 |
| 遠藤 栄治(キャステム) | 14:15~14:50 | 「熱間圧延用ハイス系合金の組織と耐摩耗特性」 |
| 山本 郁(久留米高専) | 14:50~15:00 | 休 憩 |
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| 15:00~15:35 | 「絞り込み事故時の耐焼き付き性に対する黒鉛の影響」 |
| 小田 望(日立金属) | 15:35~16:10 | 「高耐摩耗高合金グレンロールの開発」 |
| 大段 剛(クボタ) | 16:10~16:45 | 「繊維強化複合金属の熱間摩耗特性及び熱間圧延特性」 |
| 井上 剛(新日鐵住金) | 16:45~16:50 | 閉会の挨拶 |
| トライボロジーF 主査 宇都宮 裕(大阪大学) |
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| 4.参 加 費: | 2,000円/人(当日受付にてお支払い下さい.但し,創形創質工学部会トライボロジーフォーラム会員および熱間圧延ロール研究会メンバーの方は無料です.なお,当日フォーラム会員に入会される方は次回から無料となります.) |
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| 5.資 料: | 当日会場にて配布します. |
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| 6.申込方法: | 参加者の氏名(日本鉄鋼協会会員番号),所属,連絡先をFAXまたはe-mailで下記にご連絡ください. |
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| 7.申込期限: | 2015年11月27日(金) |
申し込み・問い合わせ先
JFEスチール(株) スチール研究所 松原行宏
Tel:086-447-3931,Fax:086-447-3929
E-mail:yu-matsubara@jfe-steel.co.jp |
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