計測・制御・システム工学部会 次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術フォーラム 第2回公開フォーラム「データとシステム統合に関する鉄鋼システム技術の展望」開催案内(申込締切日:2015年10月9日)
日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム(第8期「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」)では、第2回フォーラム「データとシステム統合に関する鉄鋼システム技術の展望」を下記の要領で開催いたします。 1.趣旨: 本フォーラムでは、「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」を主課題に掲げ活動を推進しています。今回は「データとシステム統合に関する鉄鋼システム技術の展望」と題し、Industry 4.0などに見られるような、データとシステム統合に関する最新のシステム技術をご紹介いただき、鉄鋼業の発展に資する議論を深めたい。多数の皆さまのご参加をお待ちしております。 2. 主催:日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム 3. 協賛:システム制御情報学会、計測自動制御学会、人工知能学会、日本オペレーションズ・リサーチ学会、日本経営工学会、IEEE SMC(全て調整中) 4. 日時:平成27年10月19日(月)13:00~16:505. 場所:6. プログラム: 13:00~13:10 フォーラム・部会紹介 座長・主査 倉橋 節也(筑波大学) 13:10~13:55 講演「新しいシステム理論と“ゆるやかな標準”の進め方」講師 西岡 靖之 (法政大学) ものづくりとITの融合が進むことで、製造業は、これからますますデジタル化されたものづくりへの対応を余儀なくされている。特にプロセス産業では、生産システムの設計、運転、そして保全における「モノ」と「コト」をいかに標準化し、モデル化し、知的財産としてマネジメントするかが今後の競争力を左右する。トップダウンな設計の知と、現場からのボトムアップな知とを融合させる“ゆるやかな標準”の進め方について解説する。 13:55~14:10 質疑14:10~14:55 講演「IoTに関する動向の紹介と今後の展望」 講師 勝村 義輝(日立製作所) 近年、安価になったセンサやネットワークを背景に、米国「Industrial Internet」やドイツ「Industry 4.0」にて、Internet of Things(IoT)で繋がる工場やモノづくり分散化が議論され始めている。これらは、IoTにより集めた製造現場の情報を上位システムで可視化・モデル化することで、複数の生産拠点や生産リソースの活用を効率化する取組みであり第4次生産革命とも言われている。本講演では、IoT関連の国内外動向を紹介し、日立製作所が提唱する共生型モノづくりを紹介する。 14:55~15:10 質疑15:10~15:25 休憩 15:25~16:10 講演「超成熟社会に向けたクルマの知能化」 講師 井上 秀雄(トヨタ自動車) 日本は超成熟社会を迎え自動車産業においても、高齢社会、交通渋滞、交通事故などの課題を解決し、豊かな活力ある社会を築いていくことが重要である。本講演では「高齢者の自立を支援し安全安心社会を実現する自律運転知能システム」「交通流円滑化のスマート交通流制御」の2つの産学官連携プロジェクトを紹介し、クルマの知能化の方向性とシステム思考の重要性を示す。 16:10~16:25 質疑16:25~16:50 総合討論 7. 定員:40名 8. 参加費:日本鉄鋼協会会員・計測自動制御学会会員・協賛学会会員:1,000円、非会員:2,000円 9. 申込み方法:勤務先、所属、連絡先、会員区分をご記入の上、E-mail にてお申込み下さい。 10. 申込み期限:平成27年10月9日(金)
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