日本鉄鋼連盟では、1997年頃に「LCA的視点からみた鉄鋼製品の社会における省エネルギー貢献に係る調査」を先進的に実施され、鉄鋼製品の社会における省エネルギー貢献量を評価されてきました。また、温室効果ガス削減対策の自主的取り組みとしても3つの柱のうちの1つに、鉄鋼製品の社会における省エネルギー貢献を目指して来ています。2009年から川崎市において、川崎ブランド事業を実施し、2013年からは川崎メカニズム事業として、市域内の製造業が生産あるいは研究開発した環境技術が、川崎市域外で省エネルギーに貢献した量を評価、表彰する制度を始めました。2013年には、化学工業会にて、GHG排出削減貢献に対する意欲的な取り組みと題して、算定・報告ガイドラインを公表されています。このような時流の中で、日本鉄鋼協会において、現在の関係機関の取り組みを紹介し、今後の取り組みに向けて議論したいと思います。多数の方々のご参加をお待ちしております。
1. 日時: | 2014年9月25日(木)13:00~17:00 | 2. 場所: | 第168回秋季講演大会 第7会場(名古屋大学東山キャンパス IB電子情報館 中棟1階IB013) |
3. プログラム: |
| 13:00~13:05 | 開会の挨拶 |
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| グリーンマテリアルフォーラム座長 片山英樹(物材機構) |
| 座長:醍醐市朗(東大) |
| 13:05~13:35 | 「COP19とその後」 |
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| 足立芳寛(機械振興協会 技術研究所長) |
| 13:35~14:05 | 「日本鉄鋼業の地球温暖化対策への取組み」 |
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| 手塚宏之(日本鉄鋼連盟・JFEスチール) |
| 14:05~14:35 | 「化学産業におけるGHG排出削減貢献量算定のグローバルガイドライン」 |
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| 笠井 清(化学工業協会) |
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| 座長:片山英樹(物材機構) |
| 14:50~15:20 | 「低CO2川崎ブランド・川崎メカニズム認証制度」 |
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| 齊藤武弥(川崎市環境局地球環境推進室) |
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| 鶴田祥一郎(一般社団法人産業環境管理協会) |
| 15:20~15:50 | 「低CO2川崎ブランドのJFEスチール京浜における事例」 |
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| 天笠敏明(JFEスチール) |
| 15:50~16:20 | 「鉄鋼業におけるライフサイクルインベントリの考え方」 |
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| 小野 透(日本鉄鋼連盟・新日鐵住金) |
| 16:20~16:50 | 「素材による環境負荷削減貢献量の評価」 |
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| 醍醐市朗 (東大) |
| 16:50~17:00 | 閉会の挨拶 |
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| 片山英樹(物材機構) |
4. 参加費: 1,000円 | 5. 参加申込: 事前申込不要 | 6. シンポジウム資料: 当日会場でUSBメモリーにて配布 |
| 問い合わせ先: 物質・材料研究機構 材料信頼性評価ユニット 腐食解析グループ 〒305-0047つくば市千現1-2-1 片山 英樹(かたやま ひでき) TEL: 029-859-2000(代表) E-mail: KATAYAMA.Hideki@nims.go.jp |
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