鉄鋼材料のリサイクル性や元素戦略等，添加元素の効率的な活用に重きを置いた近年の材料開発において，添加元素偏析の優先サイトとなる結晶粒界や異相界面の役割はますます重要になっております．特に，電子顕微鏡や第一原理計算のように，構造解析技術や理論計算手法の発展はめざましく，粒界・異相界面研究は実験・理論の両面から大きく展開しようとしております．本シンポジウムでは，この2年間で行ってきた鉄鋼材料の結晶界面構造解析およびその制御法に着目した大学・企業の先生方に結晶粒界および異相界面研究に関する最近のトピックスを提供頂き，今後の展開に向けた討論の場として開催いたします．多数の方々にご参加頂き，結晶界面研究の新たな発掘に向けて活発な討論を行いたいと考えております．
| 1. 日時： | 2014年3月23日(日)13:00～16:00 |
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| | 2. 場所： | 第167回春季講演大会 第15会場
(東京工業大学 大岡山キャンパス 西2号館4階W242教室) |
| 3. プログラム |
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| 13:00 ～ 13:05 | 開会の挨拶 |
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| 井 誠一郎 (NIMS) |
| 座長： 池田 賢一 (九大） |
| 13:05 ～ 13:40 | 「鉄鋼材料における粒界工学」 |
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| 連川 貞弘 (熊本大) |
| 13:40 ～ 14:15 | 「収差補正STEMによる粒界・界面偏析測定」 |
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| 重里 元一 (新日鐵住金) | | |
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| 14:15 ～ 14:20 | 休憩 |
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| 座長： 井 誠一郎 (NIMS） |
| 14:20 ～ 14:55 | 「鉄鋼材料における異相界面研究の現状」 |
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| 古原 忠 (東北大) |
| 14:55 ～ 15:30 | 「鋼中析出物界面の第一原理計算」 |
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| 澤田 英明 (新日鐵住金) |
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| 15:30 ～ 16:00 | 総合討論，総括および閉会の挨拶 |
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| 井 誠一郎 (NIMS) |
| 4. 参加費： | 無料
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| ※当日配布予定の講演資料(USBメモリー)数の把握のため，できるだけ事前に申し込み下さいますようお願いいたします．
※シンポジウムのみに参加する場合，鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので，直接シンポジウム会場へお越し下さい。 |
問い合わせ先：
独立行政法人 物質・材料研究機構 元素戦略材料センター 構造材料ユニット 井 誠一郎
TEL. 029-859-2160 FAX. 029-859-2101 E-mail:II.Seiichiro@nims.go.jp |
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