1.期 日: | 2014年1月16日(木)13:00~17日(金)12:30 |
|
|
2.会 場: | 東京大学本郷キャンパス 山上会館203会議室 |
| 〒113-8656 文京区本郷7-3-1 |
| TEL.03-5841-2320 |
|
|
3.講義の概略: | スラグに微量に含有されることがある有害元素の溶出量を土壌環境基準値以下にすることによって、スラグを路盤材や土木材料に活用できることから、効果的な製鋼スラグの無害化処理法の開発が強く望まれている。他方、製鋼スラグには生体に有益な成分であるマグネシウム、珪素、カルシウム、鉄などが含まれていることから、製鋼スラグを海域および陸域の環境修復材として用いる研究・実証試験がなされているが、その際にはこれら元素を溶出しやすいスラグにすることが望まれる。 |
| 本専科では国内外のスラグ利用の現状について総括し、スラグ利用の将来性について共通認識を持つ。その上で、スラグの溶出試験における問題点を整理し、再現性を向上させる方策について論じる。鉄鋼スラグから有害成分の溶出を抑制するための原理について解説する。有害元素溶出抑制法の実例として、二次精錬スラグおよび電気炉スラグの塩基度および冷却速度をコントロールすることによって、有害元素の溶出値を同時に土壌環境基準値以下まで低減する方法を説明する。製鋼スラグが有する海域および陸域の環境修復効果について解説する。 |
| 1)国内外におけるスラグ利用の現状 |
| 2)スラグ溶出試験における問題点-再現性の良い溶出試験法とは- |
| 3)有害元素固定化原理 |
| 4)二次精錬スラグおよび電気炉スラグからの有害元素溶出抑制 |
| 5)製鋼スラグからの生体必須元素溶出の促進 |
|
|
4.プログラム概略: | 1/16(木) |
| 12:50 集合 |
| 13:00~17:50 講義 |
| 18:00~19:40 夕食・懇親会(於:山上会館地階001室) |
| 1/17(金) |
| 09:00~12:30 講義 |
| アンケート収集後、解散 |
|
|
5.講 師: | 井上亮(秋田大学教授)、正保剛(日鉄住金鉱化) |
|
|
6.幹 事: | 正保剛(日鉄住金鉱化:本コースの円滑な運営のための世話役) |
|
|
7.募集定員: | 10~20名(定員を超えた場合は、先着順とさせていただきます)。 |
|
|
8.参加資格: | 国内に生産拠点を有する維持会員企業に属する日本鉄鋼協会個人正会員 |
| 国内に生産拠点を有する維持会員企業の推薦を受けた企業会員(日本鉄鋼協会個人正会員) |
| 日本の大学に属する若手教員(日本鉄鋼協会個人正会員) |
|
|
9.費 用: | 受講料 |
| 25,000円(本会維持会員会社所属の方、大学若手教員) |
| 35,000円(上記以外の方) |
| 懇親会費 |
| 5,000円予定(1回) |
| ※当日現金支払いでお願いいたします。なお、宿泊は各自でご手配願います。 |
|
|
10.申込締切日: | 2013年12月20日(金)期日厳守 |
| 2014年1月9日(木)期日厳守 ※申込締切日を延長いたしました |
| キャンセルは2013年12月24日(火)までにお願いいたします。 |
|
|
11.申込方法: | 申込みは終了いたしました。 |
| ※なお、申込みいただいたデータは、当該専科に関する業務以外の用途には使用いたしません。 |
|
|
12.問合せ先(幹事): | 日鉄住友鉱化(株)和歌山事業所 技師長 正保剛 |
| TEL. 073-452-4300 / FAX. 073-455-3363 |
| E-mail: shouho-tys@koka.nssmc.com |
| 〒640-8404 和歌山市湊1850 |