材料の組織と特性部会 第4回国際鉄鋼科学シンポジウム(ISSS 2014)開催のご案内
2014年11月3日から6日に関西セミナーハウス(京都市左京区)において,第4回鉄鋼科学国際シンポジウム(The 4th International Symposium on Steel Science, ISSS 2014)を開催します. 本会議は,日本が鉄鋼材料の組織と特性の制御に関する先端研究において今後も主導権を取るべく,この分野を牽引する国際シンポジウムを日本で継続的に開催することを目指して本協会が企画し,小規模でも質の高い討議を展開することを趣旨として,2007年5月に京都において第1回が開催されました.第1回ISSSではマルテンサイト鋼およびベイナイト鋼における相変態・組織・特性を,続いて2009年10月に開催された第2回ISSSでは鉄鋼の力学特性(強度,塑性,破壊)をテーマとして,さらに2012年5月開催の第3回ISSSでは溶質原子や種々の欠陥が関わるナノスケールの微視的組織を主題としました.いずれにおいても最新の研究結果が発表され,水準の高い議論が活発に行われました. これまでの3回の成功を受け,このたび第4回シンポジウムを2014年11月3日から,同じく関西セミナーハウスで開催する運びとなりました.今回は鉄鋼における変形と破壊をテーマに掲げて,最近の観察計測技術も含め,基礎的学術研究と実用材料への応用に関する研究討論を行います. 4日間のシンポジウムは,これまでと同様に一会場のみの講演セッションとポスターセッションで構成します.講演は実行委員会で選考・依頼した講演者のみにより行われ,一般講演はポスターで発表していただきます.色付きはじめた紅葉に囲まれた京都の閑静な山裾で,寛いだ雰囲気の中で経験豊かな研究者と若手技術者・研究者が自由に意見交換・議論し,それを通じて次代の鉄鋼研究を担う若手の育成にも貢献できればと考えています. 会場の大きさの都合により,参加者は原則としてポスター発表者(主著者)に制限させていただきます.参加ご希望の方はウェブサイト(下記)からポスター発表をお申し込み下さい.ポスター発表者が確定したあと余裕があれば,共著者あるいは発表に関わらない方の参加を受け付けます.詳しくは,シンポジウムのウェブサイトをご覧下さい. 【シンポジウム概要】
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