日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム(第7期「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」)では、第6回フォーラム「人やシステムを理解する -データからのモデル構築・知識獲得- 」を下記の要領で開催いたします。
1. 趣旨:本フォーラムでは、「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」を主課題に掲げ活動を推進しています。今回は「人やシステムを理解する -データからのモデル構築・知識獲得- 」と題し、データを介した人やシステムの理解に関する話題を提供していただきます。多数の皆さまのご参加をお待ちしております。 2. 主催:日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム 3. 協賛:システム制御情報学会、計測自動制御学会、人工知能学会、日本オペレーションズ・リサーチ学会、日本経営工学会、IEEE SMC(全て調整中) 4. 日時:平成 26 年 2 月 3 日 (月) 13:00 ~ 17:00 5. 場所:日本鉄鋼協会 第1会議室 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 3-2-10 鉄鋼会館5階 6. プログラム:
| 13:00~13:20 | フォーラム・部会紹介 |
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| 座長・主査 玉置 久(神戸大学) | |
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| 13:20~14:05 | 講演「スケジュール・スタビリティの最適化を指向するプロジェクト管理技法」 |
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| 講師 諏訪 晴彦(摂南大学) |
| 本講演では,プロジェクト管理における「不確実性への巧みな対応」に注目し,プロジェクト計画の柔軟性と安定性(スタビリティ)を実現するためのシステム論的アプローチを論じる。その歴史的・技術的変遷を概説した後,プロジェクト遅延を吸収するための時間バッファ管理と,作業工数の変動分布に基づくスケジュール生成の理論モデルおよび方法論を紹介する。 |
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| 14:05~14:50 | 講演「屋内外行動計測に基づくQC活動事例」 |
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| 講師 蔵田 武志(産業技術総合研究所) |
| 本発表では、PDR(歩行者デッドレコニング)をコアとする屋内外測位、行動計測、3D屋内モデリング、並びに分析支援技術に基づくCSQCC(Computer SupportedQuality Control Circle)や従業員スキルの定量化、エスノグラフィの効率化に向けた取り組みについて概説する。具体的に、日本食レストラン、老人ホーム、旅館といった複数のサービス現場や製造現場における適用事例についても紹介する。 |
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| 15:00~15:45 | 講演「独立成分分析を利用した転炉脱りん吹錬制御技術の開発」 |
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| 講師 富山 伸司(JFEスチール) |
| 本発表では、上吹転炉を使った脱りん処理に適用する新吹錬制御について説明する。新吹錬制御は、脱りんの重要指標であるスラグ中酸化鉄濃度について目標推移パターンを生成し、目標に近づくように上吹酸素量とランス高さの操作パターンを過去実績データに基づいて決定するものである。目標推移パターン生成処理では、多数の過去操業におけるスラグ中酸化鉄濃度推移パターンに対して独立成分分析を適用し、得られた計算結果を利用してパターン生成を行う。 |
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| 15:45~16:30 | 講演「データに基づく学習効果のシステムデザイン」 |
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| 講師 倉橋 節也(筑波大学) |
| 近年、e-learningなどによる学習環境のデジタル化により、学習者の膨大な学習履歴が蓄積されるようになり、その履歴を分析することで,それぞれの学習者に適応した学習を提供することが可能となりつつある。教育対象となる「知識」には関係性があり,その関係を構造化して教育を行うことは重要である。また学習者間の協調学習についても,有用性が明らかになってきている。本講演では、知識および学習者間のネットワーク構造をモデル化し、教育・学習効果をデザインする手法について紹介する。 |
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| 16:30~17:00 | 総合討論 |
| 講演者を中心に、データを介した人やシステムの理解のための方法論や技法・技術に関する今後の展開について議論します。 |
7. 定員: | 40 名 |
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| 8. 参加費: | 日本鉄鋼協会会員・協賛学会会員:1,000 円、非会員:2,000 円 |
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| 9. 申込み方法: | 勤務先、所属、連絡先、会員区分をご記入の上、E-mail にてお申込み下さい。 |
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| 10. 申込み期限: | 平成 26 年 1 月 27 日 (月) |
申込み・問合せ先: | 新日鐵住金 (株) 技術開発本部 プロセス研究所 岩村 健 TEL: 06-6489-5983 FAX: 06-7670-8679 E-mail: iwamura.fq2.ken@jp.nssmc.com |
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