日本鉄鋼協会「鉄の技術と歴史」研究フォーラムでは、日本古来の製鉄法と加工法の技術と歴史を世界的・科学的に研究し、学問的課題の解明を目指すと共に、新たな鉄鋼技術のシーズを探求することを目的としています。 2011年、東日本大震災に見舞われた東北地方の震災復興支援を通して、製鉄遺跡関連遺物・遺跡のスラグ解析による実証的な研究、また、たたら炉操業で銑押しと鉧押しの実証的な研究に向けて、製鉄プロセスへの工学的アプローチのご要望を会員および専門研究者からいただきました。 これを受けて、本フォーラムでは、昨年「鉄の歴史における製鉄工学研究会」が発足し、立ち上げ講演会に引き続き、標記「Part-Ⅱ」として実証的な鉧・銑押しに焦点を当て議論をするとともに会員各位よりのご助言を仰ぎたく、第2回講演会を下記により開催いたします。多数会員お誘いあわせご参加下さるようお待ちしております。
記
1.日 時: | 平成26年5月17日(土)13:00~17:00 |
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| 2.会 場: | 千葉工業大学 津田沼キャンパス 2号館 3階 大教室 〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2-17-1 |
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| 3.交 通: | JR総武快速線津田沼駅 南口下車徒歩約5分(JR東京駅より総武快速線:約30分)
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| 4.共 催: | 千葉工業大学 |
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| 5.協 賛: | たたら研究会、日本民具学会、日本鉱業史研究会、産業考古学会金属鉱山分科会、製鉄遺跡研究会、トキ・タカ資金 |
6.スケジュール(プログラムは変更されることがあります) |
| 13:00~13:10 | 開会挨拶 |
| 13:10~13:50 | 実証的な鉧・銑押しに関して(仮題) |
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| 東京芸術大学 永田 和宏 |
| 13:50~14:30 | 銑生成条件に関して(仮題) |
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| 刀匠 久保 善博 |
| 14:30~15:10 | 鉧・銑押し操業の使用原料の影響について(仮題) |
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| 元新日本製鐵(株) 稲角 忠弘 |
| 15:10~15:30 | 休 憩 |
| 15:30~16:10 | 分析調査から垣間見た古来砂鉄製錬の数断面(仮題) |
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| 元JFEテクノリサーチ(株) 板谷 宏 |
| 16:10~16:50 | 鉄の歴史における製鉄プロセス工学研究会の活動報告 低シャフト炉の溶銑滓成分制御の関するプロセス工学的アプローチ |
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| 鉄の歴史における製鉄プロセス工学研究会 主査 松井 良行 |
| 16:50~17:00 | 閉会挨拶 |
| 17:20~19:20 | 懇親会(2号館20階ラウンジ) |
7.参加費: | 講演会 2000円(含論文集代)、懇親会 3000円(会場受付にてお支払下さい) |
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| 8.申込方法と締切日: |
| 参加ご希望の方は講演会、懇親会出欠の有無、氏名、連絡先をご記入の上、FaxまたはE-Mailにて、平成26年5月9日(金)までに下記宛お申込み下さい。 |
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| 9.申込先: | 「鉄の技術と歴史」研究フォーラム 運営委員 松井 良行
(株)コベルコ科研 技術本部 応用化学事業部
Fax:078-993-4403、E-Mail:Matsui.yoshiyuki@kki.kobelco.com |
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