鉄鋼材料の開発において、数値シミュレーションは不可欠なものとなりつつあります。しかし、腐食現象に関しては、影響因子が多く反応も複雑なため、損傷の程度や材料の寿命を計算することは困難であると考えられてきました。ところが、近年、環境と材料の組み合わせを限定するなどの工夫により、腐食現象を数理モデル化する試みがなされ、成果をあげております。そこで、この分野の最先端でご活躍されている方々をお招きして、シンポジウムを企画することにしました。多数の方々にご参加頂き、「腐食現象の数理モデル化」を主題に活発な討論を行いたいと思います。
1. 日時: | 2014年9月26日(金)13:00~16:00 | 2. 場所: | 日本鉄鋼協会第168回秋季講演大会 第14会場(名古屋大学 東山キャンパス 工学部1号館3階131) |
3. プログラム: |
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| 13:00~13:05 | 開会の挨拶 |
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| 自主フォーラム座長 武藤 泉 (東北大学) |
| 座長:水野大輔 (JFEスチール) |
| 13:05~13:50 | 基調講演:「数値シミュレーションと計測データの融合による腐食モニタリング」 |
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| 天谷賢治 (東京工業大学) |
| 13:50~14:30 | 招待講演:「量子化学計算を用いた固液・液液界面反応解析」 |
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| 國本雅宏 (早稲田大学) |
| 座長:岡田信宏 (新日鐵住金) |
| 14:45~15:25 | 招待講演:「電解質の熱力学に基づく腐食・防食現象のSimulation技術」 |
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| 田中耕太郎(シミュレーション・テクノロジー) |
| 15:25~15:55 | 「ステンレス鋼の電解酸洗プロセスの有限要素法による数値モデル」 |
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| 河野明訓*,末定実桜*,斉藤 実**,藤本慎司* (*大阪大学, **日新製鋼(株)) |
| 15:55~16:00 | 閉会の挨拶 |
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| 武藤 泉 (東北大学) |
4. 参加費:1000円(資料は当日会場で配付) | 5. 参加申込:事前申込不要 | 6. シンポジウム資料: 当日会場でUSBメモリーにてPDF形式で配布 |
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| 問い合わせ先: 東北大学 大学院工学研究科 知能デバイス材料学専攻 武藤 泉(むとう いずみ) TEL&FAX.022-795-7298 E-mail:mutoi@material.tohoku.ac.jp |
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