今回は、還元材に関する技術がどのように開発されてきたのかについて研究します。多数の方々にご参加頂き活発な討論をお願い申し上げます。
テーマ:還元材の歴史的発展の展望 | 1.日時: | 2014年12月18日(木)13:00~17:00 | 2.場所: | (一社)日本鉄鋼協会 第1&2会議室(鉄鋼会館5階) 中央区日本橋茅場町 3-2-10 | 3.講演スケジュール: |
| 13:00~14:00 「コークス製造プロセスにおける劣質石炭利用技術」 |
| :野村 誠治氏(新日鐵住金) |
| 14:10~15:10 「還元鉄を利用した鉄鋼製造プロセス」 |
| :田中 英年氏(神戸製鋼) |
| 15:30~17:00 全体討論 | 4.内容: |
| 野村 誠治氏:近年の急激な鉄鋼生産増に伴い、コークス製造原料としてこれまで使用されてきた良質原料炭(強粘結炭)の価格が高騰しており、大きな問題となっている。資源に乏しい我が国では、コークス製造プロセスにおける劣質石炭(非微粘結炭)の利用技術として、乾燥や成型等の石炭事前処理技術を世界に先んじて開発・実機化し、非微粘結炭の多量使用を実現して、高炉法による銑鉄製造プロセスを支えてきた。本講演では、我が国のコークス製造プロセスの技術的優位性を支える劣質石炭利用技術の開発および導入経緯の概要を述べる。 |
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| 田中 英年氏:広範囲の原燃料を利用するだけでなく環境にも優しい新製鉄法への期待が高まっている。この中にあって、直接製鉄法は高炉製鉄法の代替法の一つである。安価なシェールガスによってガスベース直接製鉄法の立地が広がることや、石炭ベースの直接製鉄法が開発されることで、安定した還元鉄の供給が期待される。本報では当社の直接製鉄法の概要について紹介する。さらに電気炉におけるスクラップ代替や高炉における装入物としての還元鉄の貢献についても展望する。 |
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| 5.参加費: | 無料 | 6.参加申込み: |
| 参加希望の方は、E-mailまたはFaxにて、氏名、所属、連絡先(電話、Fax、E-mailを明記の上、下記宛お申込み下さい。当日参加も受け付けます。 |
申込み・問合せ先: | 〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町 京都大学大学院エネルギー科学研究科 エネルギー社会・環境科学専攻 山末 英嗣 Fax:075-753-5488/E-mail: yamasue@energy.kyoto-u.ac.jp |
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