鉄鋼材料の諸特性に対する要求が近年ますます厳しくなっている中で、従来の経験知に頼った材料開発では大きなブレークスルーが望めず、特に力学的性質を基礎的科学的に理解することの重要性が増しています。こうした背景のもと、本部会では2007年から国際鉄鋼科学シンポジウムInternational Symposium on Steel Science (ISSS)を約2年半ごとに開催し、継続的に基礎的学術研究と実用材料への展開を討論しています。その第3回を、2012年5月末にNanoscale inhomogeneity in steels - Fundamentals and effects on microstructure and propertiesと題して京都で開催しました。本セミナーでは第3回シンポジウムにおける議論を総括し、多数発表された先端研究の成果をその後の進展も含めて紹介します。多数ご参加ください。
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1. 日 時: | 2013年6月3日(月)10:00 - 16:30
| | | 2. 場 所: | 東京八重洲ホール B2階ホール 〒103-0027 東京都中央区日本橋3-4-13 新第一ビル http://yaesuhall.co.jp/ 東京駅(JR線、丸ノ内線)八重洲中央口から徒歩3分 東京駅八重洲地下中央改札口 地下八重洲地下街1番通り 22番出口 日本橋駅(銀座線、東西線、浅草線)B3出口 徒歩4分 京橋駅(銀座線)7番出口 徒歩3分
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3. プログラム: | 10:00 | ISSS 2012概要 | 古原 忠(東北大) | 10:20 | 鉄鋼の先進的設計と最先端解析技術 | 佐藤 馨(JFEスチール) | 11:10 | アトムプローブの展開 | 高橋 淳(新日鐵住金) | 12:00 | (休憩) | | 13:00 | 溶質原子間相互作用の実験と理論 | 沼倉 宏(阪府大) | 13:50 | フェライト鋼の降伏現象における炭素および窒素の影響 | 土山 聡宏(九大) | 14:40 | (休憩) | | 15:00 | 鉄鋼中のボロン | 為広 博(千葉工大) | 15:50 | ボロンの挙動に関する最新の研究成果 | 杉山 昌章(新日鐵住金) | 16:10 | 総合討論 | | 16:30 | 閉会 | | | | |
4. 参加料: | 鉄鋼協会会員:2,000円、非会員:5,000円、学生:1,000円
| | | 5. 定 員: | 92名(定員に達し次第締め切ります)
| | | 6. 参加申し込み: | 事前に電子メールまたはファックスにて、1) 氏名、2) 所属とその所在地、3) 電話番号、4) ファックス番号、5) 電子メールアドレス、6) 鉄鋼協会会員の方は会員番号、以上を明記して下記へ申し込んでください。
| | | 7. その他: | 会場にて第3回国際鉄鋼科学シンポジウムISSS 2012の会議録を販売します(7,000円)。 国際鉄鋼科学シンポジウム ウェブサイト http://www.steelscience.org/
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申し込み・問合せ先:
大阪府立大学 大学院工学研究科 物質・化学系専攻 沼倉 宏 〒599-8531 堺市中区学園町1番1号 電話 072-254-9310 参加申し込み受付用 E-mail: isss2012@mtr.osakafu-u.ac.jp FAX. 072-254-9912
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