日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム(第7期「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」)では、第4回公開フォーラム「人とシステムの信頼構築:エージェント技術の動向」を下記の要領で開催いたします。 1.趣旨: | 本フォーラムでは、「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」を主課題に掲げ活動を推進しています。今回は「人とシステムの信頼構築:エージェント技術の動向」と題して、システムから見た人(人間モデル)を表現するための有用な技術であるエージェント技術に関する話題を提供していただきます。多数の皆さまのご参加をお待ちしております。 | 2.主催: | 日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム | 3.協賛: | システム制御情報学会、計測自動制御学会、人工知能学会、日本オペレーションズ・リサーチ学会、日本経営工学会、IEEE SMC(全て調整中) | 4.日時: | 平成 25 年 1 月 30 日 (水) 13:00 〜 17:00 | 5.場所: | 日本鉄鋼協会 第1会議室 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町 3-2-10 鉄鋼会館5階 http://www.tekko-kaikan.co.jp/access/access.html | 7.プログラム: |
| 13:00〜13:15 | フォーラム・部会紹介
| 座長・主査 玉置 久(神戸大学) | 13:15〜14:15 | 講演「マルチエージェントシステムによるシステムの 信頼性構築ー適応性と最適性の狭間でー」
| 講師 藤井 信忠(神戸大学) |
| ものづくりの真のグローバル化、地球環境問題や自然環境変動への対応など,ものづくりを取り巻く環境がますます大規模・複雑化してきている。この様に複雑化する生産環境において、変動への適応性と頑健性を兼ね備えた生産計画・運用手法の構築が重要である。本発表では、マルチエージェントシステムによる生産計画・運用手法、実仮想融合型生産システム、サービス生産システムへの展開などについて、これまでの取り組みを紹介する. | 14:15〜15:15 | 講演「マルチエージェント・シミュレーション技術と適用事例」
| 講師 木村香代子((株)構造計画研究所) | | (株)構造計画研究所は、1996年SantaFe研究所のビジネ スネットワークへの参加を皮切りに複雑系&マルチエージェント・シミュ レーションの研究および開発に取り組んできた。2000年には、シミュレータKK-MASを、2006年にはartisocを開発すると共に、普及活動と実務での適用を継続的に行っている。講演では特に事例を中心に、社会シミュレーションの適用範囲と有効性について報告する。
| 15:30〜16:30 | 講演「SOARSを用いた集合住宅内装工程計画に対するエージェントベースアプローチ」 | 講師 市川 学(東京工業大学)
| | 集合住宅内装工事のように、多様な雇用形態や複雑な作業間関係などの制約が存在する工程管理問題は現実に多く存在する。この研究では、このような工事の工程管理に対して、制約条件を含む工事内容をエージェントベースモデリングで表現して分析している。その結果、従来の管理手法では表現困難であった、作業員という可動な生産資源の競合や、その競合が数十、数百という複数の部屋間で起きるような状況を表現する事が可能になった。本講演では、構築したモデルのシミュレーションの結果を、エージェントベースの社会シミュレーション言語であるSOARSの特徴とともに紹介する。
| 16:30〜17:00 | 総合討論
| | 講演者を中心に、人とシステムの信頼構築のための方法論や技法・技術に関する今後の展開について議論します。
| 7.定員: | 40名
| 8.参加費: | 日本鉄鋼協会会員・計測自動制御学会会員・協賛学会会員:1,000 円、非会員:2,000 円
| 9.申込み方法: | 勤務先、所属、連絡先、会員区分をご記入の上、E-mail にてお申込み下さい。 | 10.申込み期限: | 平成 25 年 1 月 20 日 (日) |
申込み・問い合わせ先:
新日鐵住金 (株) 技術開発本部 プロセス研究所 岩村 健 〒819-0395福岡市西区元岡744番地 TEL: 06-6489-5983 FAX: 06-7670-8679 E-mail: iwamura.fq2.ken@jp.nssmc.com |
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