鉄鋼産業は2050年には現在の2倍の粗鋼生産量になるとも言われています。至近では需給の不均衡もありますが、その規模は拡大しつつあります。しかし、日本の粗鋼生産量は長期間、約1億トンに停滞し、世界的な市場拡大をキャッチアップできていません。さらに、資源の安定確保、地球温暖化対策など課題もかかえつつあります。日本独自の技術を創生し、技術では世界をリードし、日本の鉄鋼のプレゼンスを上げることが求められていると思います。今回、鉄鋼のキーになる製銑研究に長く携わった方に、過去を振り返りながらオリジナルな未来技術を語っていただき、日本の鉄鋼研究の前進と将来への突破口を討議する場を設けたいと思います。奮ってご参加ください。若い人のご参加を期待しています。 |