日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム(第7期「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」)では、第5回公開フォーラム「人とシステムの信頼構築:システムの信頼性」を下記の要領で開催いたします。
1.趣旨: |
| 本フォーラムでは、「次世代鉄鋼業のあるべき姿を具現化するシステム技術」を主課題に掲げ活動を推進しています。今回は「人とシステムの信頼構築:システムの信頼性」と題し、人とシステムの協調関係・信頼関係に関する話題を提供していただきます。また、広く「人とシステムの信頼構築」をテーマとした議論を深めることができるよう、総合討論の時間を長めに設定させてもらっています。多数の皆さまのご参加をお待ちしております。 | | | 2. 主催:
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| 日本鉄鋼協会 計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム | | | 3. 協賛:
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| システム制御情報学会、計測自動制御学会、人工知能学会、日本オペレーションズ・リサーチ学会、日本経営工学会、IEEE SMC(全て調整中) | | | 4. 日時: |
| 平成25年9月5日(木) 13:00〜17:00 | | | 5. 場所:
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| (株)神戸製鋼所 大阪支社 会議室(〒541-0051 大阪市中央区備後町4丁目1-3) http://www.kobelco.co.jp/about_kobelco/kobesteel/locations/osaka/index.html | | | 6. プログラム: | 13:00〜13:15 | フォーラム・部会紹介 |
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| 座長・主査 玉置 久(神戸大) | | | | 13:15〜14:30 | 講演「機械に対する過信・不信を抑制するための考え方と方法について」 |
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| 講師 伊藤 誠(筑波大) |
| 本講演では、自動化システムや知能化機械に対する過信や不信を抑制するための方法について、基本的な考え方や具体的事例を紹介する。まず、議論を精密に行うために、信頼,不信,過信,過依存等の用語について定義を与える。また、過信は信頼の特殊な状態であるとの立場から、過信の多義性、すなわち信頼の次元(とくに目的,方法,能力)に応じた過信がありうることを明らかにするとともに、それぞれの意味での具体例を提示する。さらに、過信が発生する原因やメカニズムについて、自動車の運転支援システムを対象とした研究事例を紹介する。最後に、過信を抑制する技術の例を示す。 | | | 14:45〜16:00 | 講演「イノベーションシステムとしてのデータジャケット市場ゲーム 〜ビッグデータからシャープデータへ〜」 |
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| 講師 大澤 幸生(東京大) |
| 人にとって、最も信頼できるシステムとは自分自身である(それでも100%ではない)。従って、データから学習したパターンを知識化して意思決定に用いるのではなく、多様な経験知や形式知、さらに他データから得られるパターンが散在割拠する環境の中から、人が自らの意思で情報を選択し知識を獲得する仕組みを持つことが、一層切実な要請となっている。本講演ではこの仕組みを実現するための方法として、講演者が長年研究に取り組んだチャンス発見技法を発展させたデータジャケット市場ゲーム(Innovators Marketplace on Data Jacket)について話す。 | | | 16:00〜17:00 | 総合討論 |
| 講演者を中心に、人とシステムの信頼構築のための方法論や技法・技術に関する今後の展開をについて議論します。 |
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| 7. 定員: | 40 名 | | | 8. 参加費: | 日本鉄鋼協会会員・協賛学会会員:1,000円、非会員:2,000円 | | | 9. 申込み方法: | 勤務先、所属、連絡先、会員区分をご記入の上、E-mailにてお申込み下さい。 | | | 10. 申込み期限: | 平成25年8月20日(火) |
申込み・問合せ先: | 新日鐵住金(株) 技術開発本部 プロセス研究所 岩村 健 TEL: 06-6489-5983 FAX: 06-7670-8679 E-mail: iwamura.fq2.ken@jp.nssmc.com |
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