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近年の高度化した鉄鋼材料は非常に複雑な組織で構築されています。このような鉄鋼材料の諸特性を理解する上で、組織の三次元情報の重要性が増しています。鉄鋼材料のさらなる高性能化および信頼性の向上には3D4D解析やそれを元にした物性解析が必要不可欠ですが、これらの連携が遅れています。本フォーラムでは3D4D金属組織の要素の抽出および数値化を検討し、そのデータの共有(デジタルアーカイブ化)を推進しています。 第1回目の研究会では、組織の要素抽出法,モデル化およびその共有化についてご講演いただき、シミュレーション側からの要望および世界の動向をお話しいただく予定になっています。今回の研究会は参加費無料で、フォーラムのメンバー以外の方にも公開しております。ご興味のある方は是非ご参加ください。 |
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1.日 時: | 平成24年6月25日(月)13:00~17:00 |
2. 場 所: | 九州大学伊都キャンパス鉄鋼リサーチセンター2Fセミナー室 アクセス: 福岡市営地下鉄→JR筑肥線「九大学研都市」下車、 九大学研都市駅から昭和バス「九大工学部前」行きにて15分 |
3. プログラム: | |
13:00~13:10 | 主査挨拶、趣旨説明など |
13:10~13:50 | 「「形態、弾性・塑性ひずみの定量評価」と「組織、特性予測モデリング」のマッチング」 |
鹿児島大学 足立 吉隆 |
13:50~14:30 | 「三次元データフォーマットと互換性およびシミュレーションへの利用」 |
株式会社マックスネット 上村 逸郎 |
14:30~14:50 | 休憩 |
14:50~15:30 | 「介在物・亀裂の3次元形状観察技術と形状の数値化・データベースの開発」 |
理化学研究所 横田 秀夫,藤崎 和弘,中村 篤人,山下 典理男 |
15:30~16:30 | 「3D解析に対する組織シミュレーションからの提言」 |
名古屋工業大学 小山 敏幸 |
16:30~17:00 | 「(自由討論)ICME(Integrated Computational Materials Engineering)の動向紹介」 |
新日本製鐵株式会社 杉山 昌章 |
4. 参加申し込み: | 6月15日(金)必着。なるべくE-mailで、氏名・所属・電話・E-mailアドレスを明記して、下記へ申し込み下さい。 |