環境・エネルギー・社会工学部会　資源循環フォーラム シンポジウム「電炉ダスト処理」

本シンポジウムでは電炉ダスト処理についての最新のトピックスについて議論するものであり、２部構成で企画されている。パート１では、日本、韓国、中国、台湾、米国、欧州におけるダスト処理の現状と今後の見通しについて、鉄鋼および亜鉛の需給状況、法規制等を中心に招待講演者からご紹介いただく。パート２は、産発プロジェクト「ダストメイキングテクノロジーの開発（代表者：東北大・長坂」の成果発表会として、プロジェクト参画メンバーから成果について発表する。なおパート２ではプロジェクト参画企業外からの依頼講演も含まれている。電炉製鋼法は持続的鉄鋼循環のために不可欠なプロセスでありながら、いずれの国、メーカーにおいてもダスト処理が大きな課題となっている。本シンポジウムを通じてダスト処理の現状把握と新たな技術開発の可能性について理解を深めて頂くことを期待する。 　 １．日　時： 2012年3月30日（金）9：00～16：00 ２．場　所： 第163回春季講演大会第7会場（横浜国立大学　理工学部講義棟A　1階104教室） ３．プログラム： （１）9：00～12：00 パート１　「Present Status of EAF Dust Treatment in the World」 　 1.In the case of US Prof. H.Y. Sohn (Univ. Utah) 　 2.In the case of EU Prof. Lotta Lind (Lindskan Slagg&Kemi AB.), Prof. P. J?nsson (KTH) 　 3.In the case of China Prof. J. Li (Univ. Sci. Tech. Beijing) 　 4.In the case of Korea Dr. J.-C. Lee (Korea Inst. Geosci. Min. Resource: KIGAM) 　 5.In the case of Taiwan Prof. H.-W. Ma (National Taiwan Univ.) 　 6.In the case of Japan Prof. T. Nagasaka and Prof. K. Matsubae (Tohoku Univ.) （２）13：00～16：00 パート２　産発プロジェクト「ダストメイキングテクノロジーの開発」報告会 　 1.鹿島選鉱におけるダスト処理（依頼講演） 鹿島選鉱 　 2.トピー工業におけるダスト処理の展開 トピー工業 　 3.JFE条鋼におけるダスト処理の展開 JFE条鋼 　 4.愛知製鋼におけるダスト処理の展開 愛知製鋼 　 5.プロジェクトの総括：石灰処理法による新しい電炉ダスト処理の可能性 東北大・環境　長坂徹也 ４．参加費： 3,000円　(釣り銭のないようご準備下さい。) ※資料は当日会場で配布、事前申込み不要。 ※シンポジウムのみに参加する場合、鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので、直接シンポジウム会場へお越し下さい。 問合せ先： 　　東北大学　大学院工学研究科　長坂徹也 TEL．022-795-7300 　E-mail. t-nagasaka@m.tohoku-ac.jp