日本鉄鋼協会「鉄の技術と歴史」研究フォーラムでは日本古来の製鉄法とその製品である和鉄・和鋼の加工法の歴史・技術に関する諸課題を研究している会員および専門研究者による講演会を地方を含め随時開催しています。 今回は、東日本大震災に見舞われた東北地方の復興を支援する目的で、近代鉄鋼業に拘わる産業遺産群を擁する釜石市を会場に、第24回フォーラム講演会「東北地方の鉄生産技術と文化」ならびに見学会を下記により開催いたします。全国から東北地方の復興を願う多数の方々のご参加を期待しております。 |
| 1.日 時: | (1)フォーラム震災復興支援講演会:2012年11月10日(土)10:00~17:25 第24回フォーラム講演会「東北地方の鉄生産技術と文化」 (2)見学会:2012年11月11日(日)9:30~15:00 | 2.会 場: | 県立釜石商工高等学校 階段教室 120 名(受付:9:30~) 〒026-0002 釜石市太平町3-2-1 (TEL:0193-22-3030・事務室) | 3.共 催: | 釜石市・釜石市教育委員会・岩手たたら研究会・新日本製鐵(株)釜石製鉄所 | 4.協 賛: | たたら研究会 日本民具学会 日本鉱業史研究会 産業考古学会金属鉱山分科会 舞草刀研究会、製鉄遺跡研究会 トキ・タカ基金 |
5.スケジュール:1)プログラムは変更される場合があります 1)講演会:11月10日(土)10:00~17:25 | 10:00~10:10 | 開会挨拶 | 10:10~10:50 | 宮古市における古代製鉄遺跡と鉄作り体験講座 | 宮古市教育委員会 長谷川 真 | 10:50~11:30 | 岩手県住田町・子飼沢Ⅱ製鉄遺跡の調査と問題点 | 岩手県埋蔵文化財調査事業団 ○星 雅之 佐々木 清文 | 11:30~12:10 | ホッパの会(たたら研究会)の活動と展望 | 勝部 欣一 | 12:10~13:10 | 昼食・休憩(60分) | | 13:10~13:50 | 南部鉄瓶の製作技法(仮題) | 田山 和康 | 13:50~14:30 | 震災で海水をかぶった日本刀のレスキュー活動(仮題) | 刀匠 法華 三郎 | 14:30~15:10 | 砂鉄から鉄鉱石原料への過渡期における餅鉄の役割 | 京都・平野神社 尾崎保博 | 15:10~15:25 | 休 憩(15分) | | 15:25~16:05 | 釜石の鉄産業遺産群の現状と世界遺産登録への取り組み | 釜石市教育委員会 森 一欽 | 16:05~16:45 | 日本産業の基礎を築いた近代製鉄の父・大島高任(仮題) | 作家 半沢周三 | 16:45~17:15 | 映像記録:丸森町筆甫での餅鉄による製鉄実験 | 映像研究者 長島節五 | 17:15~17:25 | 閉会挨拶 | | 2)見学会:11月11日(日)9:30~15:00(2班構成) | | 第1斑 釜石鉱山フィールド:定員35名 (坑道140km日本最大、磁鉄鉱採掘跡、自然通風、水力発電用坑内ダム、仙人秘水採取場所など) 第2斑 国指定史跡・橋野高炉跡(または鉄の歴史博物館)ほか | | 3)懇親会:11月10日(土)18:00~20:00 | | 会場:釜石ベイシティホテル(所在地:別記宿泊案内欄参照) |
6.参加費: | 講演会 2,000円, 見学会 5,000円, 懇親会 5,000円(会場受付にてお支払下さい) | 7.申込方法と締切日: | | 参加ご希望の方は講演会、懇親会、見学会参加の有無、氏名、連絡先(TEL,E-mail)など必要事項ご記入の上、FAXまたはこちらの申込書 にて10月29日(月)までに下記宛お申込み下さい。 | 8.宿泊案内: | 講演会参加者用に下記ホテルを確保いたしました。講演会参加と明記各自直接ご予約下さい。 釜石ベイシティホテル 料金 6500円(税・サービス料別) 〒026-0024 釜石市大町1-8-1(TEL:0193-22-6611) JR釜石駅より徒歩約10分 |
申込ならびに問合先: 「鉄の技術と歴史」研究フォーラム事務局 千葉工業大学 工学部 機械サイエンス学科 寺島慶一 FAX: 047-478-0329 E-mail: keiichi.terashima@it-chiba.ac.jp 現地への問合は下記宛にご連絡願いします: 中川 淳:090-1065-6504(携帯)、 高橋礼二郎:080-6002-8166(携帯) |
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