本シンポジウムは、「階層的3D4D解析による材料信頼性向上フォーラム(旧 粒径・空間・時間分布制御による信頼性向上自主フォーラム)」が企画する日本鉄鋼協会講演大会シンポジウムの3回目にあたる。過去2回のシンポジウムでは、種々の3D4D解析技術の現状を報告し合い、異なる手法間の横断的なつながりを強めることで、3D4D解析技術全体の向上と新たな研究・技術者の参画を期待した。今回は、「材料研究に役立つ3D4D解析」をテーマに掲げた。3D4D解析技術がどのような課題に適用され、どのように課題解決に貢献しているのか、といった応用面の現状を把握する。また、材料分野での3D4D解析の更なる発展を目指して、生物学や数学といった異分野からの話題提供もプログラムに取り入れた。 |
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1.日時: | 2012年 3月30日(金)9:00-16:30 |
2.場所: | 第163回春季講演大会 第15会場 (横浜国立大学 理工学部講義棟A 2階 201教室) |
3.プログラム: | |
9:00 - 9:10 | 開会挨拶 |
波多 聰(九大) |
座長:足立吉隆(鹿児島大) |
9:10 - 10:10 | 基調講演 "バイオ材料の3D可視化、モデリング" |
大城 理(阪大) |
座長:波多 聰(九大) |
10:30 - 11:05 | 依頼講演 "Advanced x-ray computed tomography: its performance and applications" |
Wenbing Yun(Xradia、キャノン・マーケティング・ジャパン) |
11:05 - 11:40 | 依頼講演 "X線トポグラフィーによる格子欠陥の3次元観察" |
梶原堅太郎(Spring-8 JASRI) |
座長:戸田裕之(豊橋技科大) |
13:00 - 13:35 | 依頼講演 "計算トポロジーの応用 |
平岡裕章(九大) |
13:35 - 14:10 | 依頼講演 "鉄鋼研究へのTEMトモグラフィーの有用性" |
光原昌寿(九大) |
14:10 - 14:45 | 依頼講演 "DP鋼の変形・破壊挙動の定量3D解析" |
佐藤直子(九大) |
座長:森戸茂一(島根大) |
15:05 - 15:40 | 依頼講演 "Fe-C-B合金における炭化物粒子の空間分布とフェライト粒成長に及ぼすピン止め効果 |
榎本正人(茨城大) |
15:40 - 16:15 | 依頼講演 "複相材料への巨大ひずみ加工にて形成する微細組織の3次元可視化" |
佐藤 尚(名工大) |
16:15 - 16:30 | 自由討論 "今後の定量3D解析の方向性" |
コーディネーター:杉山昌章(新日鐵) |
4.参加費: | 1,000円 |
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事前の申し込みの必要はございません。シンポジウム資料を開催当日会場入口にて配布いたします。
※シンポジウムのみに参加する場合、鉄鋼協会受付にお立ち寄りいただく必要はありませんので、直接シンポジウム会場へお越し下さい。 |