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鉄鋼材料開発において、数値シミュレーションの利用は不可欠なものとなりつつあります。腐食反応に関しては、影響する因子が多く反応が複雑であるため、損傷の程度や材料の寿命を計算することは困難であると考えられてきました。しかし、環境と材料の組み合わせを限定することで、腐食反応を数理モデル化するなどの先駆的な研究が行われており、今後の発展が注目されています。そこで、現在、我々が到達している技術水準を再認識すると共に、今後の開発動向を展望するためシンポジウムを企画しました。多数の方々にご参加頂き、「腐食反応の数理モデル化」を主題に活発な討論を行いたいと思います。 |
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1. 日 時: | 2012年9月19日(水)13:00~15:50 |
2. 場 所: | 第164回秋季講演大会 第17会場(愛媛大学工学部4号館19番講義室) |
3. プログラム: | |
13:00~13:05 | 開会の挨拶 |
フォーラム座長 武藤 泉 (東北大学) |
座長:片山英樹 (物質・材料研究機構) |
13:05~13:40 | 「腐食現象の数値モデル化への期待」 |
藤本慎司 (大阪大学) |
13:40~14:15 | 「亜鉛めっき鋼板におけるガルバニック腐食の数理モデル」 |
岡田信宏 (住友金属) |
座長:多田英司 (東京工業大学) |
14:30~15:05 | 「ステンレス鋼の粒界腐食現象の詳細解析結果に基づく腐食進行過程の数値シミュレーション」 |
山本正弘 (日本原子力研究開発機構) |
15:05~15:40 | 「AA5083と鉄鋼材料の大気環境における異種金属接触腐食モデルの構築」 |
水野大輔 (JFEスチール) |
15:40~15:50 | 総合討論、総括および閉会の挨拶 |
武藤 泉 (東北大学) |
4. 参加費: | 1000円(資料は当日会場でUSBメモリーにてPDF形式で配布,事前申し込み不要,会場に直接にお越し下さい) |