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「計算工学による組織と特性予測技術」研究会の後継として、平成22年に、材料組織形態予測および組織と力学特性との関連性解明に重点を置いた研究会「計算工学による組織と特性予測技術II」が設置され、はや二年半が経過いたしました。また今年度、3D4D材料組織形態情報に基づく材料研究への新たなアプローチを機軸とする「鉄鋼ゲノムの解明」フォーラムが設置されました。そこで、当該分野における最新技術情報の共有、ならびに研究会・フォーラム活動を関係委員以外の会員の皆様に広く知っていただくことを目的に、研究会・フォーラム共催にて、本シンポジウムを企画いたしました。多くの皆様のご参加をお願い申し上げます。 |
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1. 日 時: | 2012年9月19日(水)9:00~16:00 |
2. 場 所: | 第164回秋季講演大会 第11会場 (愛媛大学 共通教育棟グリーンホール) |
3. プログラム: | |
9:00~9:10 | 「計算工学による組織と特性予測技術IIおよび鉄鋼ゲノムの解明フォーラムの紹介」 |
小山敏幸(名工大) |
9:10~9:40 | 「VC相界面析出を伴う鍛造用非調質鋼の組織と特性シミュレーション」 |
梅本 実(豊橋技科大) |
9:40~10:10 | 「多結晶金属の弾塑性変形における粒内・粒間・構成相間の不均一変形と内部応力分布」 |
○友田 陽(茨城大), 大貫貴久(都立産業高専) |
10:10~10:40 | 「加工プロセスによる内部組織制御のための数値解析手法」 |
柳本 潤(東大生研) |
10:40~11:00 | 休憩 |
11:00~11:30 | 「仮想DP鋼を用いた3次元組織定量化の試み」 |
諏訪嘉宏(新日鐵) |
11:30~12:00 | 「コットレル固着に関するPhase-Fieldシミュレーション」 |
○海藤宏志、森口晃治(住友金属) |
12:00~13:10 | 昼食 |
13:10~13:40 | 「微細粒子が分散した2相合金の巨視的力学特性に関する結晶塑性解析」 |
大橋鉄也(北見工大) |
13:40~14:10 | 「副次的核生成を考慮した転位-結晶塑性およびMulti-phase-fieldモデルに基づく動的再結晶シミュレーション」 |
○村松眞由(産総研), 志澤一之(慶應義塾) |
14:10~14:40 | 「複合組織鋼の加工硬化挙動予測へのIso-Work仮定の活用と課題」 |
○川田裕之、東昌史(新日鐵) |
14:40~14:55 | 休憩 |
14:55~15:55 | 総合討論 |
| 「鉄鋼ゲノムの解明フォーラムの今後の展開」 |
森戸茂一(島根大) |
| 「計算工学による組織と特性予測技術II研究会の今後の展開」 |
小山敏幸(名工大) |
15:55~16:00 | 閉会挨拶 |
4. 参加費: | 1,000円(テキスト代含む) (テキストは当日会場で配布,事前参加申し込みは不要,会場に直接にお越し下さい) |