5.プログラム: 司会:津村幸治(東京大) |
13:00~13:05 | 挨拶とフォーラム紹介・趣旨説明 |
座長 津村幸治(東京大) |
13:05~13:50 | 日本鉄鋼業の環境問題への取組み |
柏原史隆(日本鉄鋼連盟) |
内容:日本鉄鋼業の地球規模での温暖化対策に関する取組みを中心に報告するとともに、循環型社会形成に向けた廃棄物削減・リサイクル対策や、生物多様性への取組みなど、その他環境問題への取組みについても紹介する。 |
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13:50~14:45 | COURSE50および高炉還元材としての水素利用の概要 |
松崎眞六(新日鐵) |
内容:鉄鋼業で排出炭酸ガス量を削減するために取り組んでいる、NEDOの研究開発プロジェクト「環境調和型製鉄プロセス技術開発」(COURSE50)の概要、およびその中の水素を鉄鉱石の還元材として活用することにより、高炉での炭酸ガスの排出を抑制する技術の取り組みについて報告する。 |
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14:55~15:50 | 建物運用データからエネルギー消費上のフォルトを自動検知する建築分野における省エネルギーへの新たな取組み |
枡川依士夫(鹿島建設) |
内容:消費エネルギー増加が著しいオフィスビルなど業務用建築に対して,BEMS(ビルエネルギー管理システム)の導入によりその削減が進められているが,大規模で複雑なシステムであることを背景に,未だ多くの無駄が顕在化せずに運用されている。これら潜在的な"エネルギーフォルト"を運用データから自動検知する技術開発への取組みを紹介する。 |
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15:50~16:45 | エネルギーネットワークと制御理論 |
滑川徹(慶応大) |
内容:スマートグリッドの実現には様々な技術課題がありますが,特に電力需給調整,大規模システムの制御・管理・資源分配,高品質電力供給などは最初に直面する障壁でしょう.本講演ではこれらの課題に対する国内外における制御理論による最新の研究動向を紹介し,制御工学がエネルギー問題に貢献出来る可能性を議論します. |
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16:45~17:00 | 総合討論 |