(4)「スクラップ専科」受講のご案内 |
1.期 日: |
| 2010年9月16日(木)13:00 ~ 17日(金)12:30 |
2.会 場: |
| 東北大学青葉山キャンパス 工学部総合棟3階305講義室 〒980-8579 青葉区荒巻字青葉6-6-11 TEL.092-802-2943 キャンパスマップ |
3.講義の概略: |
| 近年、鉄鋼材料やIT関連製品などの材料および製品の高機能・高品位化に伴うレアメタルの需要環境の変化から、レアメタルに関しては、3Rはもとより、備蓄促進や代替技術の開発が国家規模で志向されている。鉄鋼業は突出した生産規模の大きさから、鉄鉱石や石炭等の主要原料のみならず、重要な合金元素成分であるレアメタルの安定確保が必須である。国家備蓄対象7鉱種の国内需要のうち、90%以上が鋼材製造に使用されていることから、我が国の資源戦略において鉄鋼業の位置づけは極めて大きいといえる。 生産された鉄鋼材は社会に蓄積された後、スクラップとして排出された後、その大半は有効に循環利用されている。しかしながら鉄スクラップを冷鉄源として用いる際に発生する、合金元素や非鉄金属等の意図せざる混入および、スラグへの希少元素のロスといった諸問題は持続可能な資源循環を考える上で回避すべき事象であろう。本講義においてはスクラップの発生と循環に関わる諸問題について、マテリアルフロー分析やモデル解析を通じて解説を行う。 |
4.プログラム概略: |
| 9/16(木) 13:00 集合 13:10~15:20 講義「鉄スクラップリサイクルの現状と課題」(講師:林誠一) 15:40~18:00 講義「廃自動車スクラップを介した合金元素フロー解析」(講師:松八重一代) 18:30~20:00 夕食・懇親会(場所は別途連絡いたします) |
| 9/17(金) 9:00~11:10 講義「我が国の鉄鋼資源ストックとフロー」(講師:醍醐市朗) 11:30~12:30 講義「鉄資源循環のWIO-MFAモデル解析」 (講師:松八重一代) アンケート収集後、解散 |
5.講 師: |
| 松八重 一代(東北大学准教授)、醍醐 市朗(東京大学講師)、 林 誠一(鉄リサイクリング・リサーチ) |
6.幹 事: |
| 大嶋 貴之(日本金属工業:本コースの円滑な運営のための世話役) |
7.募集定員: |
| 10~20名(定員を超えた場合は、先着順とさせていただきます)。 |
8.参加資格: |
| 日本鉄鋼協会 個人正会員 |
9.費 用: |
| 受講料 : 25,000円(本会維持会員会社所属の方、大学若手教員) 35,000円(上記以外の方) 懇親会費 : 6,000円(1回) ※当日現金支払いでお願いいたします。なお、宿泊は各自でご手配願います。 |
10.申込締切日: |
| 2010年8月16日(月)期日厳守 キャンセルは2010年9月1日(水)までにお願いいたします。 |
11.申込方法: |
| ※定員に達しましたため、申込みは終了致しました。 |
12.問合せ先(幹事): |
| 日本金属工業(株)研究開発本部 商品開発部 大嶋 貴之 TEL. 0566-48-7223 /FAX. 0566-48-7319 E-mail: oshimat@nikkinko.co.jp 〒447-8610 愛知県碧南市浜町1 |