本シンポジウムは、材料の組織と特性部会と創形創質工学部会の合同の計算工学による組織と特性予測技術研究会における4年間の研究活動成果を整理し、報告することを目的とする。本研究会は我が国の高級鋼を主体とした商品開発の国際競争力を強化するために材質作り込み技術の高度化を担う基盤技術である計算工学を駆使した組織と特性の予測技術の充実を目標においた。また、研究会では若手研究者への技術の伝承も重視し、最新の知見のサーベイも行った。そこで、今回のシンポジウムは本研究会の成果ならびに最近の動向をそれぞれの分野でまとめて「・・・の最前線」と称して報告する。主催者としては最先端の技術動向を示すことで、聴講者の方々の今後の技術開発の参考になることを祈念するとともに、若手研究者の成長の一助になることを期待しています。多くの方々のご来場をお待ちしています。 | | 1.主 催: | (社)日本鉄鋼協会 材料の組織と特性部会 創形創質工学部会 | 2.協 賛: | (社)日本金属学会、(社)日本塑性加工学会 | 3.日 時: | 2010年5月20日(木)12:00~17:20 21日(金)9:00~16:45 | 4.場 所: 場所が変更になりました
| 東京大学 駒場リサーチキャンパス(駒場Ⅱキャンパス) 5月20日:生産技術研究所 An棟2Fコンベンションホール 5月21日:生産技術研究所 D棟6F大セミナー室
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5.プログラム: | 5月20日(木) | 12:00-12:10 | 挨拶、研究会の概要説明 | 主査 瀬沼 武秀(岡山大) | 12:10-12:35 | WG1の紹介と成果の概要説明 | 梅本 実(豊橋技科大) | 12:35-13:00 | WG2の紹介と成果の概要説明 | 友田 陽(茨城大) | 13:00-13:40 | 国内外の一貫モデルの最前線 | 三田尾 眞司(JFE) | 13:40-14:20 | 熱力学データデースの最前線 | 大谷 博司(九工大) | (休憩)20分 | | 14:40-15:20 | 熱間再結晶モデルの最前線 | 柳本 潤(東大) | 15:20-16:00 | Fe-C-Si-Mn合金におけるフェライト変態 | 榎本 正人(茨城大) | 16:00-16:40 | 析出モデルの最前線 | 古原 忠(東北大) | 16:40-17:20 | 再結晶モデルの最前線 | 諏訪 嘉宏(新日鐵) | | 5月21日(金) | 09:30-10:10 | 集合組織による塑性異方性予測 | 井上 博史(阪府大) | 10:10-10:50 | 冷延鋼板の組織予測の最前線 | 瀬沼 武秀(岡山大) | 10:50-11:30 | 靭性モデルの最前線 | 東田 賢二(九大) | (昼食)60分 | | 12:30-13:10 | 3次元モホロジー解析の最前線 | 足立 吉隆(NIMS) | 13:10-13:50 | 計算工学の新手法の最前線 | 小山 敏幸(NIMS) | 13:50-14:30 | 材料構成式の最前線 | 吉田 総仁(広大) | (休憩)15分 | | 14:45-15:25 | 鉄鋼のミクロ組織と変形応力の定量的関係 | 友田 陽(茨城大) | 15:25-16:05 | マイクロメカニズムの最前線 | 大橋 鉄也(北見工大) | 16:05-16:45 | 鉄鋼材料における組織形成予測と力学特性評価の最前線 | 山中 晃徳(東工大) |
6.参加費(最終報告書代を含む) | | ※予約特価を設けておりますので、予約締切日までにお申し込み下さい。 事前申込者:一般: 8,000円、学生:3,000円 当日参加者:一般:10,000円、学生:4,000円(資料のみご希望の方については追って新刊案内でお知らせします。) | 7.申込み方法: | FAXまたはE-Mailで、氏名・所属・連絡先をご記入の上、下記の申込先までお申し込み下さい。(当日受付にて代金と引替にテキストをお渡しします。) こちらからも申込みが出来ます。→ ※申し込みは終了致しました。 | 8.申込期限: | 2010年5月14日(金) |
内容問合せ先: 岡山大学大学院自然科学研究科 産業創成工学専攻 瀬沼武秀 TEL:086-251-8025 FAX:086-251-8025 E-mail:senuma@mech.okayama-u.ac.jp 申込先: (社)日本鉄鋼協会 学会部門事務局 学術企画グループ 藤原 Tel: 03-5209-7013 Fax: 03-3257-1110 E-mail:fujiwara@isij.or.jp |
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