5.プログラム: 座長:寺野隆雄(東京工業大学) |
13:00~13:05 | 開会の挨拶とシンポジウム趣旨説明 |
寺野隆雄(東京工業大学) |
13:05~14:05 | サービス現場で生まれる大規模データの計算モデル化と活用技術 |
本村 陽一(産業技術総合研究所) |
内容: サービス産業の生産性向上のために、現場で観測される大規模データから計算モデルを構築し、それを活用する技術の研究を進めている。サービス現場での計算モデル化を行う上では多様な状況への依存性や人の行動特性に起因する不確実性へ対処することが重要であり、そのためのベイジアンネットワークによる確率モデル化と,統計的制御などの計算モデル活用技術の枠組みについて解説を行う。 |
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14:15~15:15 | SOINNによる巨大データのオンライン構造学習とその知的システム制御への応用 |
長谷川 修(東京工業大学) |
内容: SOINNとは講演者ら独自のニューラルネットで、膨大・ノイジー・高次元・多値・マルチモーダルな入力信号に包含される構造を、オンラインかつ追加的に学習できる。本講演では、SOINNの動作原理の解説から入り、そのパターン認識、オンライン連想記憶、マルチモーダル・パターンベース推論への展開、さらにはSOINNによるロボットのオンライン学習・知的制御事例について述べる。(長谷川研HPにてSOINNフリーソフト、デモ、主要論文にアクセス可能) |
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15:25~16:25 | グラフネットワーク理論を応用したアラーム&イベントデータの分析手法 |
村上英治(株式会社 山武) |
内容: 人工物の構造から伝染病の伝播まで物事の新しい捉えかたとしてスケールフリーネットワークが注目され、多方面の分野に対して研究と応用が盛んに行われている。本講演では大規模イベント型データをスケールフリーネットワーク的に取り扱うことで従来厳密に解くことが難しかった問題も簡単な計算機アルゴリズムで分析可能となることを紹介する。 |
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16:30~17:00 | 総合討論 |