社会鉄鋼工学部会「歴史を変える転換技術研究フォーラム」では、下記のとおり研究会を開催致します。多数の方々にご参加頂き活発な討論をお願い申し上げます。
1.テーマ: | 日本の製鉄技術の回顧と展望―製鋼― | 2.日 時: | 2009年7月16日(木)13:00~17:00 | 3.場 所: | (社)日本鉄鋼協会 第1会議室 | 4.講演スケジュール: | 13:00~15:00 | 「日本鉄鋼業の辿ってきた道 その2-1 高度成長期 製銑・製鋼周辺」 | 東北大学名誉教授 徳田昌則先生 | 15:00~17:00 | 「製鋼技術革新の歴史とその評価」 | 元新日本製鐵株式会社 王寺睦満氏 | 5.内 容: | 徳田昌則先生 | 「前回、その1では、敗戦後から、高度成長期前夜の60年頃までを取り上げた。56~60年の第二次合理化期を安定拡大期として捉えたが、必ずしも十分な議論は出来なかった。今回は、製鋼を中心の議論であるので、この第二次合理化期を製銑・製鋼に注目しつつ、再度、より詳細に見ると同時に、前回積み残した政策面を含めた総合的な視点を入れ、高度成長期前半の急速成長の議論に供することとしたい。」 | 王寺睦満氏 | 「現代の製鋼法の中核をなすものは、比較的新しく実現した純酸素上吹き転炉、連続鋳造法であることは論を俣たない。幸いにこれらは丁度戦後日本鉄鋼業の興隆期に現れたため、積極的に取り込まれ世界に先駆けて大きな発展を見せた。製鋼技術の開発はその後、この二つのプロセスの周りで多様な拡がりを見せている。熔銑予備処理、二次精錬、上底吹き、連続鋳造鋳片品質対策Etcであるが、基本に還ってこれらの諸技術への評価をしつつ今後の方向を占ってみたい。」 参考資料:戦後の製鋼技術に関する優れた著書に「わが国における酸素製鋼法の歴史」(日本鉄鋼協会・鉄鋼科学・技術史委員会、委員長 館充、昭和56年)がある。これを一読しておかれることを願います。 | 参考資料 | 戦後の製鋼技術に関する優れた著書に「わが国における酸素製鋼法の歴史」(日本鉄鋼協会・鉄鋼科学・技術史委員会、委員長 館充、昭和56年)がある。これを一読しておかれることを願います。 | 6.参加費: | 無 料 | 7.参加申込み: | ※申し込みは終了致しました。 |
申込・問合せ先
〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1 東京工業大学大学院理工学専攻科物質科学専攻 永田 和宏 Fax:03-5734-3142/E-mail:nagata@mtl.titech.ac.jp |
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