本ワークショップの第2回目を来る12月22日(火)に東北大学多元物質科学研究所で行ないます。今回は鉄鋼スラグに関して、最新の処理技術、有効利用、環境規制動向や将来に向けた新しい資源化・高付加価値化の方向性などをテーマに、JFEミネラル 野田氏、JFEスチール 戸澤氏に詳しく解説して頂き、幅広くディスカッションしたいと思います。さらに、温室効果ガス排出量の大幅削減を実現するための鉄鉱石還元反応への水素の積極的利用など製銑技術の重要課題について、COURSE50プロジェクトの進展を中心に、新日鐵 三輪氏に講演をお願いしております。 また、近年の急激な鉄鋼生産量増加、資源メジャーの巨大化等による鉄鋼資源特性変化の顕在化により、再び注目を浴びるようになって来た高炉内における鉱石の還元性状評価について。歴史的経緯と今後の課題について、日鐵テクノリサーチの肥田氏にトピックス講演をお願いしました。これに関して東北大学 大森名誉教授、住友金属工業(株) 川口氏、には、それぞれの立場からのコメントをお願いしております。 多数の方にご参加頂き、活発で有意義なディスカッションの場になるよう期待します。 (企画:東北大多元研 葛西栄輝,東北大環境科学研究科(新日鐵)中野正則)
1.主 催: | 日本鉄鋼協会資源エネルギーフォーラム | 2.共 催: | 東北大学多元物質科学研究所ベースメタル研究ステーション 日本鉄鋼協会東北支部、日本金属学会東北支部、資源・素材学会東北支部 | 3.日 時: | 2009年12月22日(火)13:00~17:00 | 4.場 所: | 東北大学多元物質科学研究所(片平キャンパス内) 事務棟 (2F) 大会議室(別紙参照) |
| 5.プログラム | | 13:00 | ワークショップ趣旨等 | 世話人 葛西栄輝(東北大学) | 13:10~13:50 | 講演1「鉄鋼スラグ処理技術と利材化」 | 野田英俊(JFEミネラル(株)) | 13:50~14:30 | 講演2「鉄鋼スラグ製品による海域環境改善技術について」 | 戸澤宏一(JFEスチール(株)) | 14:45~15:25 | 講演3「環境調和型製鉄プロセス技術開発(COURSE50 PROJECT)」 | 三輪 隆(新日本製鐵(株)) | 15:25~16:25 | トピックス講演「鉄鉱石類の高炉内還元性状試験法の歴史と今後の課題 ~CO2排出削減、鉄鉱石資源動向の見地から~」 | 肥田行博((株)日鐵テクノリサーチ) | 16:25~16:45 | 総合討論 トピックス講演コメンテーター | 大森康男(東北大学名誉教授),川口尊三(住友金属(株)) |
| 6.参加費: | 無料 | 7.申込み方法: | E-mailで、氏名・所属・連絡先電話番号・E-mailアドレスを明記し、下記にお申し込み下さい。 | 8.申込期限: | 2009年12月3日 |
申込み・問合せ先:
東北大学多元物質科学研究所 葛西栄輝(kasai@tagen.tohoku.ac.jp) |
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