これからの二酸化炭素の大幅削減を考える上で、二酸化炭素の隔離は最もキーになる技術であります。既に既存技術をベースに技術開発が開始されていますが、鉄鋼のような大規模プロセスを対象にした場合、さらに多種多様な隔離方法の開発が必要と思われます。本講演会では今後の展開に向けて、計算化学を用いた二酸化炭素隔離のモデル化、新しいプロセスの可能性に関する講演発表を行います。
主 催: | 東北大学多元物質科学研究所ベースメタルステーション 日本鉄鋼協会高温プロセス部会製鉄フォーラム「CO2発生抑制極限を目指す将来製鉄プロセス」に関する研究会 | 共 催: | 日本鉄鋼協会東北支部 |
| 日 時: | 2009年11月5日(木)13:30~16:15 | 開催場所: | 東北大学多元物質科学研究所材料物性総合研究棟1号館1階大会議室 (仙台市青葉区片平2-1-1) | プログラム: | 13:30~14:00 | 「鉄鋼におけるCO2隔離の意義と課題」 | 東北大学 有山 達郎 | 14:00~14:30 | 「計算化学によるCO2アミン吸収のモデル化」 | 東北大学 宮本 明 | 14:30~15:00 | 「オルソチタン酸バリウムのCO2吸収特性と評価」 | (株)村田製作所 斉藤芳則 | 15:15~15:45 | An atomistic level description of nanoporous materials for gas storage and separation | 東北大学金研 Rodion Belosludov, Hiroshi Mizuseki, Yoshiyuki Kawazoe | 15:45~16:15 | 「アルカリ系化合物による固体化学吸収」 | 東北大学 井上 亮 | 16:15~16:45 | 「第一原理計算によるCO2固体化学吸収のモデル解析」 | 東北大学 植田 滋 | 参加費: | 無料 |
参加申込み先:
東北大学多元物質科学研究所 有山達郎 〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1 TEL&Fax: 022-217-5156 E-mail:ariyama@tagen.tohoku.ac.jp |
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