矯正は製造工程の最終工程であり、製品の品質を左右する工程であるにもかかわらず、経験や勘を頼りに操業されているのが現状です。そこで、日本鉄鋼協会の研究グループとして、過去3年間共同研究を進めてきた。その成果を発表していただき、矯正技術の現状の問題点を明確にして、今後の動向や新たな潮流などを探ってみたいと思います。多数の参加をお待ちしています。
1.開催日時: | 2009年3月29日(日) 9:50~17:30 | 2.開催場所: | 第157回春季講演大会第12会場 (東京工業大学 大岡山キャンパス南6号館S632教室) (東京都目黒区大岡山2-12-1) | 3.プログラム:(*印:講演者) | 9:50~10:00 | 開会の挨拶 | 阿高松男(東京電機大) | 座長 阿高松男(東京電機大) | 10:00~10:30 | 電子部品用極薄ステンレス鋼板のスプリングバック解析に及ぼす応力の引張圧縮非対称性の影響 | *桑原利彦(農工大), 斎藤怜奈(同・学), 平野孝明, 大橋信昭(日本金属) | 10:30~11:00 | 確率的最適化手法によるロバストなテンションレべリング矯正条件の決定 | *濱崎洋, 日野隆太郎, 吉田総仁(広島大), Vassili Toropov(Univ.of Leeds,UK) | 11:00~11:30 | 厚板のロール矯正における曲がり不良の動的陽解有限要素解析 | *山下実(岐阜大) | 11:30~12:00 | 板材矯正工程における表面ひずみおよび板厚と矯正条件の関係 | *瀬川明夫(金沢工大) | 12:00~13:00 | 昼休み |
| 座長 浅川基男(早大) | 13:00~13:30 | 矯正中の板材の変形挙動と矯正効果 | *阿高松男(東京電機大), 玉木滋矩(同・院), 渡邉崇寛(同・学) | 13:30~14:00 | API X80の機械的特性に及ぼす冷間矯正の影響 | *Youngjin Jung, Changkyu Jung, Sungryong Ryoo, Changsun Lee (POSCO) | 14:00~14:30 | 新型式知能圧延機の開発 | *小川茂, 山田健二, 白石利幸, 東田康宏, 左田野豊, 小林清(新日鉄・技開本部), 塩見直樹(新日鉄・広畑), 林寛治, 佐古彰 ,松田裕, 池本裕二(三菱日立製鉄機械), 古元秀明(三菱重工・広島研) | 14:30~15:00 | 形鋼のロール矯正プロセスの有限要素解析 | *早川邦夫(静岡大) | 15:00~15:10 | 休 憩 |
| 座長 阿高松男(東京電機大) | 15:10~15:40 | 棒線のローラーレベラー矯正における実験的・理論的解析 | *淺川基男(早大), 入沢辰之介, 相澤重行, 永平めぐみ, 濱田亮太(早大・院) | 15:40~16:10 | 細線の機械矯正および温間矯正における実験的解析 | *淺川基男(早大), 柏山大, 内藤正雄, 占部元彦, 吉田将太(早大・院) | 16:10~16:40 | 極細線の引張り矯正加工とローラ矯正加工 | *吉田一也(東海大), 杉山剛, 佐藤寛之(東海大・院) | 16:40~17:10 | 鋼管の真円矯正 | *吉村英徳, 三原豊, 出宮久士(香川大) | 17:10~17:30 | 総合討論 | 4.参加費: | 当日会場でお支払い下さい。 会 員:2,000円、非会員:6,000円 | 5.資料: | 当日会場で配布致します。 | 6.申込方法: | 事前申込は不要です。 |
問合せ先:
瀬川明夫(金沢工大) TEL:076(274)9270 Fax:076(294)6704 E-mail:a-segawa@neptune.kanazawa-it.ac.jp |
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