自動車をはじめとする次世代の移動体ではますますの軽量化と高強度化が要求され、鉄鋼材料の複層化はこれに対応しうる新たな材料の形として期待される。本シンポジウムでは、昨年春の鉄鋼協会講演大会におけるシンポジウムに続く第2回目として、複層鋼板の高性能化および可能性についてその後の研究成果を紹介するとともに、今後の展開を議論する。
1.日 時: | 2009年9月17日(木)9:00~12:15 | 2.場 所: | 第158回秋季講演大会 第13会場 (京都大学吉田キャンパス 吉田南総合館B1 共南01教室) |
| 3.プログラム: | 9:00~9:15 | 「複層鋼板プロジェクト」について | 東大 小関敏彦(プロジェクトリーダー) | 座長 萩原行人(上智大) | 9:15~9:35 | 複層鋼板の設計の考え方および特性 | ○南部将一、道内真人、井上純哉、小関敏彦(東大) | 9:35~10:05 | 高強度マルテンサイトの変形 | ○道内真人、南部将一、井上純哉、榎 学、小関敏彦(東大) | 10:05~10:25 | マルチスケールひずみ計測による複層鋼板の引張り変形機構 | ○田中義久、殷福星、岸本哲(物材機構)、冨松透、香川豊(東大) | 10:25~10:45 | マルテンサイト系複層鋼板の曲げ加工性評価 | ○大家哲朗、柳本潤(東大) | 座長 井上純哉(東大) | 10:45~11:05 | 複層鋼板の水素脆化挙動 | ○萩原行人、高井健一、鈴木一弘(上智大) | 11:05~11:25 | 金属系複層材料の自動車への適用検討 | ○谷口裕一,河内毅(新日鐵) | 11:25~11:45 | 熱間圧延SUS420/SUS301積層材の組織特徴及び焼鈍処理の影響 | ○殷福星、李竜、田中義久、岸本哲、長井寿(物材機構) | 11:45~12:05 | 分子動力学法による鉄固相変態の解析 | ○澁田靖、鈴木俊夫(東大) | 12:05~12:15 | 総合討論 |
| 4.参加費: | 無料 | 5.参加申込: | 事前申込みは不要です。 |
問合せ先:
小関 敏彦 東京大学工学系研究科マテリアル工学専攻 TEL 03-5841-7110 FAX 03-5841-2773 Email:koseki@material.t.u-tokyo.ac.jp |
|