プログラム変更のお詫びと訂正 ふぇらむ11月号でご案内いたしました建築分野での講演者の調整がつきませんでしたので、建築分野の基調講演を削除します。それに従い、パネルディスカションの開催時間が変更となりますので、ご注意下さい。 |
平成10年からスタートした(社)日本鋼構造協会と(社)日本鉄鋼協会の交流企画連絡会主催によるシンポジウムも第10回を迎え、今回は「鋼構造シンポジウム2009」において、「新機能鋼材の創出とその利用技術-橋梁・水圧鉄管・造船にみる最近の動向-」をテーマとして開催することになりました。
今回は,BHS等の高機能鋼材の実用化が進む橋梁分野、極厚HT100鋼までの実用化が進む水圧鉄管分野、さらに1パス大入熱溶接可能な極厚高強度鋼の実用化が進む造船分野に着目しプログラムを計画しました。これら分野に精通されておられる方々を講師として御招きし、各分野での新機能鋼材とその利用技術について御紹介いただきます。さらに講演やその後のパネルディスカッションおよび討議を通して、新機能鋼材の最新技術について理解を深めていただけたらと、考えています。奮ってご参加ください。
1.日 時: | 2009年11月20日(金) 13:00~16:15 | 2.会 場: | (社)日本鋼構造協会「鋼構造シンポジウム2009」第1会場 東京ファッションタウンビル9F 9-A会議室 〒135-8071 東京都江東区有明3丁目1番(03-5530-5010(代)) 地図:ホームページ参照 |
| 3.プログラム: | 13:00~13:05 | 開会の挨拶 | 見村 博明(東京電機大) | 1)13:05~14:35
| 基調講演 | 座長:見村 博明(東京電機大 教授) | 13:05~13:35 | 「橋梁用高性能鋼材の特徴とその適用例」 | 川野 晴弥(神鋼) | 近年、公共事業費の縮減に対応するため、鋼橋分野では建設・維持管理コストの低減に寄与する新しい「高性能鋼材」のニーズが高まっている。「高性能鋼材」は強度、じん性、溶接性、耐腐食性などを従来よりも改善した鋼材の総称であり、様々な製品が実用化されている。ここでは、その特徴と適用事例を紹介する。 | | 13:35~14:05 | 「水圧鉄管用鋼材に関する最近の話題」 | 大西 一志(住金) | 我国においては夏のピーク電力に瞬時にかつ経済的に対応すべく揚水発電所の開発が進められてきた。また、発電所の大型化にともなって水圧鉄管に使用される厚鋼板も高張力化が進み、既にHT950を適用した発電所が世界に先駆けて稼動中である。ここでは、水圧鉄管用材料の高強度化の歴史とHT950の特性、施工方法について概説する。 |
| 14:05~14:35 | 「造船用鋼材に関する最近の話題」 | 船津 裕ニ(新日鐵) | 造船用鋼材は溶接作業の軽減のように建造コストの低減に資するものから、環境や安全といった船舶そのもののパフォーマンスを向上させるものへとシフトしてきている。破壊、疲労、腐食などの観点から最近の鋼材開発の成果につき紹介する。 | | 14:35~14:45 | 休憩 |
| 2)14:45~16:15 | パネルディスカション 「新機能鋼材の創出とその利用技術」 -橋梁・水圧鉄管・造船・建築にみる最近の動向- | 司会:見村 博明(東京電機大) | パネリスト: | 鋼構造協会側:保坂鐵矢(港湾空港建設技術サービスセンター)、 杉山充(新日本技研)、久保田克寿(東京電力) 鉄鋼協会側:川野晴弥(神鋼)、大西一志(住金)、船津裕二 (新日鐵) |
| 14:45~14:55 | 橋梁:東京港臨海大橋について | 保坂鐵矢(港湾空港建設技術サービスセンター) | 14:55~15:05 | 橋梁:BHSの中小橋梁への適用について | 杉山充(新日本技研) | 15:05~15:15 | 鋼材の水圧鉄管への利用技術、材料への要望等について | 久保田克寿(東京電力) | 15:15~ | フロアからの質問、コメント、意見交換、まとめ | 16:15 | 閉会の挨拶 |
| 4.参加費: | 2,000円((社)日本鉄鋼協会会員・(社)日本鋼構造協会会員) 3,000円(一般) ★参加費は当日会場で受付けます。 テキストは当日配布します。 | 5.申込み方法: | (社)日本鋼構造協会にファックスまたはE-mailでお申込み下さい。なお、プログラム、講演概要等の詳細は随時HP上で更新しますので、それぞれの協会のHPをご参照ください。 日本鉄鋼協会: http://www.isij.or.jp 日本鋼構造協会: http://www.jssc.or.jp/ |
申込み・問合せ先:
(社)日本鋼構造協会 事務局担当 田代 誠 〒160-0004 新宿区四谷3-2-1 四谷三菱ビル9階 TEL:03-5919-1535 FAX:03-5919-1536 E-mail:m.tashiro@jssc.or.jp |
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