開催日時: | 2009年12月14日(月) 9:30~17:00 |
開催場所: | (財)大阪科学技術センター 4階404号室(地図参照) |
プログラム: |
9:30~12:00 | 【講義】ミクロ組織から見た鉄鋼材料の魅力-状態図と相変態・熱処理- |
13:00~14:45 | 【講義】鉄鋼材料の組織と強度-自動車部品を例にして- |
15:00~17:00 | 【講義】今が旬の鉄鋼研究-創製力と解析力- |
講 師: | (独)物質・材料研究機構 津崎兼彰先生 |
募集人員: | 50名 |
参加費用: | 会員20,000円、非会員30,000円、学生2,000円(テキスト代・消費税込み) |
内 容: | 鉄鋼材料はその恵まれた性質や豊富な資源量などから、21世紀においても構造材料の主役として一層の発展が期待されています。しかしながら、鉄鋼材料に関する理解の不足から、その特性が十分に生かされていない使用例もみられるようです。本セミナーは鉄鋼ユーザー、製造、流通等に関わる技術者を主な対象とし、鉄鋼材料の理解を深めていただくために企画した基礎講座です。内容は鉄鋼材料の力学的性質が製造プロセスに依存して変化するミクロ組織にきわめて敏感であることを理解することに焦点を当て、(1) ミクロ組織から見た鉄鋼材料の魅力-状態図と相変態・熱処理-、(2) 鉄鋼材料の組織と強度-自動車部品を例にして-、(3) 今が旬の鉄鋼研究-創製力と解析力-、について最近の話題も含めて平易に講義します。内容は大学工学部材料系学科の2,3年次の講義レベルとし、鉄鋼材料の講義を受けたことのない技術者・研究者を主な対象としますが、鉄の熱処理による組織制御の仕組みをもう一度系統的に理解し、現在抱えている問題解決のヒントを得ようとされる方にも役立つ講義を目指します。 |