最近、自動車の軽量化に伴う高強度鋼の使用、および水素エネルギー社会実現に向けたインフラ材料の開発において、水素脆化の問題がネックとなっている。 本講演では、基礎に立ち戻って、この水素脆化というマクロな現象を、(1)材料中の水素トラップサイトの同定、(2)転位と水素の相互作用、(3)水素とひずみによって形成される格子欠陥と水素脆化の関係など、原子レベルの観点から平易に解説する。
1. 主 催: | 日本鉄鋼協会 東海支部 | 2. 共 催: | 日本金属学会 東海支部 | 3. 日 時: | 2009年7月16日(木) 15:00~16:30 | 4. 場 所: | 名古屋工業大学 3号館2階 機械工学科会議室 (住所:〒466-8555 名古屋市昭和区御器所町) (交通:JR鶴舞駅もしくは地下鉄鶴舞駅下車、東へ徒歩10分) | 5. 講演題目: | 「金属材料中の水素存在状態と水素脆化」
高井 健一(上智大学 理工学部) | 6. 参加費: | 無料 | 7. 参加申込: | 特にお申し込みの必要はございません、多数のご参加をお願い申し上げます。 |
問合せ先:
〒464-8603 名古屋市千種区不老町 名古屋大学大学院工学研究科 マテリアル理工学専攻内 日本金属学会・日本鉄鋼協会 東海支部事務局 Tel.090-6090-3604 E-Mail:tokai@numse.nagoya-u.ac.jp |
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