調質圧延は、自動車や家電製品などの外観を担う冷延鋼板の最終製造工程であり重要な役割を果たしています。そこでは軽圧下圧延により、材料表面粗さ、形状、機械的性質などを制御し、求められる品質を得られるように操業を行っておりますが、その条件は経験に基づいたものが多く、昨今の研究により調質圧延のメカニズムが徐々に解明されてきている一方でトライボロジーとの関連性も含め、不明な点も少なくありません。そこで今回は、このような調質圧延に関連した操業・圧延技術・トライボロジーについて、多角的に議論できる場を設けるべく、各種関連技術の現状と動向を明らかにすることを企画し、今後の技術開発の一助に資することも期待したいと考えております。多数のご参加をお待ちしております。
1. 開催日時: | 2009年 6月9日(火) 13:00~16:40 | 2.場 所: | 学士会館(神田) 203号室 住所・電話:〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28、03(3292)5936(代表) 地図:HP参照(http://www.gakushikai.or.jp/facilities/のページから「学士会館のご利用案内」を開いて、「交通のご案内」をご覧下さい。) | 3. プログラム | (1) 13:00~13:05 | 座長挨拶 | 小豆島 明(横国大) | (2)研究発表 | ○基調講演 | 13:05~13:50 | 「調質圧延の課題と現状」 | 榎 久範(JFEスチール) | ○一般講演 | 13:50~14:20 | 「調質圧延における粗さ転写挙動機構の考察」 | 藤田 文夫(東北大) | 14:20~14:50 | 「ブリキ原板の調質圧延特性」 | 白石 利幸(新日鐵) | 14:50~15:10 | 休 憩 | 15:10~15:40 | 「調質圧延油に関する技術開発動向」 | 長瀬 直樹(出光) | 15:40~16:10 | 「溶融亜鉛鍍金高粗度鋼板用水溶性調質圧延液について」 | 遠藤 克昭(大同化学) | 16:10~16:40 | 「調質圧延におけるロールの動向」 | 竹内 勲(カントク) | 4.参加費: | 2,000円/人(当日受付にてお支払い下さい。但し、創形創質工学部会トライボロジーフォーラム会員は無料です。なお、当日入会される方は次回から無料となります。) | 5.資 料: | 当日会場にて配布します。 | 6. 申込方法: | 参加者の氏名(日本鉄鋼協会会員番号)、所属、連絡先をFAXまたはe-mailで下記にご連絡ください。 | 7. 申込期限: | 2009年5月22日(金) |
申込み・問合せ先
協同油脂㈱ 加工油剤技術部 須田三孝 TEL. 0466-33-3112 FAX. 0466-33-3389 e-mail:mitsutaka-suda@kyodoyushi.co.jp |
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