材料の組織と特性部会 「体心立方系チタン合金の新しい展開」研究会成果報告会
体心立方相を主体としたチタン合金は、最近の研究により、室温強度のみならず、高温特性、生体親和性、超弾性特性、形状記憶特性などにも優れていることが判明した。そこで「体心立方系チタン合金の新しい展開」研究会では、体心立方系チタン合金を対象に、相安定性、特性発現機構の解明などの物性データベース研究、組成及び組織制御による特性の高度化に関する研究、加工性能に関する研究を行い、実用合金の開発に資する基盤データを得ることを試みてきた。本成果報告会では、チタンの生産、研究開発に係わる国内外の最新の状況を報告するとともに、4年間に亘る研究会活動を総括する。
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