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1.主 催: | 計測・制御・システム工学部会 制御フォーラム/計測自動制御学会 制御技術部会 |
2.協 賛: | 日本学術振興会 第143委員会ワークショップNo.27 |
3.日 時: | 2008年10月21日(火)13:40~17:40 |
4.場 所: | ハーモニーホール6階(中会議室) (〒101-0047 東京都千代田区内神田1-16-9 内神田サニービル) TEL:03-3293-7996 交通:JR神田、銀座線神田、丸ノ内線淡路町、都営新宿線小川町、千代田線新御茶ノ水の各駅から徒歩5分 地図:http://www.kuboco.co.jp/fu/html/k_si.htm |
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5.プログラム: |
司会 藤崎泰正(神戸大) |
13:40~13:45 | 開会挨拶、趣旨説明 |
浅野一哉(JFE技研) |
13:45~14:45 | 「操業データを活用して製品品質をモデル化・制御する技術-業種間の壁を乗り越えて!」 |
加納 学(京大) |
内 容: | 鉄鋼、化学、半導体、製薬など様々な産業分野において、操業データを活用して製品品質をモデル化・制御する技術が求められている。産業分野によって用語が異なり、異業種間の情報交換は限定されているのが現状だが、生産設備の見掛けに惑わされず、課題の本質を突き詰めていくと、共通の課題や技術が浮かび上がる。 本講演では、産学連携の実績をふまえ、業種間の壁を乗り越えて、操業データを品質改善に活かす技術の現状を、事例を交えて紹介する。 |
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14:55~15:35 | 「ノンパラメトリック回帰の基礎と実用」 |
竹澤邦夫(中央農業総合研究センター) |
内 容: | 移動平均と2項フィルタの特徴を分析することによって、ノンパラメトリック回帰の基本的な概念を明らかにする。次に、ノンパラメトリック回帰の一分野として特に注目されている関数型データ解析の考え方を概観し、作物の生育予測への応用例を示す。更に、農林水産省において実施されている、水稲の平年収量の推定におけるノンパラメトリック回帰の利用の様子を紹介する。 |
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15:35~16:15 | 「事例ベースモデリングと応答曲面法によるプロセス制御設計」 |
綛田長生(山武) |
内 容: | プロセス制御設計において、運転条件最適化は、品質改善・生産性向上・省エネなどの観点から重要な課題の1つである。最適化のためにはプロセスの挙動モデルが必要であるが、実システムは大規模で複雑なことが多く、理論的なモデル構築が困難な場合がある。これに対し、実測データを用いる事例ベースモデリング技術と応答曲面法が有効なアプローチの1つであると考える。本講演では、実プロセスに適用した事例を交え、本手法を紹介する。 |
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16:25~16:55 | 「事例ベースモデリング手法に基づく制御モデル精度維持手法の開発」 |
岸 真友(住金) |
内 容: | 制御モデルが有する誤差特性について、操業データベースに長期蓄積された過去の実績データに基づいて予測する補正モデルを、事例ベースモデリング手法に基づいて構築し、モデル精度維持に要するメンテナンス工数を大幅に削減、制御精度を高精度に維持する技術を開発した。和歌山製鉄所中径シームレスミルの外径収縮率予測モデルに実機適用した結果を含めて紹介する。 |
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16:55~17:25 | 「局所回帰モデルを用いた鋼材の最適品質設計支援システム」 |
茂森弘靖(JFE技研) |
内 容: | 大量操業実績データから、鉄鋼プロセスの製造条件と製品品質の関係を、局所回帰を用いてモデル化し、そのモデルを用いて、品質を目標値に精度よく制御すると同時に、製造コストをより低減する製造条件を、設計者が迅速に探索できるシステムを開発し実用化した。本システムの概要と、JFEスチール西日本製鉄所の薄鋼板材質設計に実機適用した結果を紹介する。 |
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17:25~17:40 | 総合討論 |
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6.定 員: | 70名 |
7.参加費: | 無料 |
8.参加申込: | 事前にE-mailまたはFAXで、連絡事項を記入の上、下記参加申込み先までお申込み下さい。なお、終了後に同じ場所にて、懇親会(会費5,000円の予定)を行いますので、あわせて御参加願います。 |
9.連絡事項: | 勤務先、所属、住所、TEL、FAX、E-mail、懇親会の出欠 |
10.申込期限: | 2008年10月10日(金) |