地球温暖化防止のためCO2排出削減を究極の目的として、鉄鋼プロセスから排出される中低温の熱をPCM(潜熱蓄熱材)により時間と空間を越えて高密度・高効率で回収・利用する技術に関わる最新の研究成果を述べる。 1.日 時: | 2008年3月28日(金)9:00~16:30 | 2.場 所: | 日本鉄鋼協会 第155回春季講演大会 第6会場 (武蔵工業大学世田谷キャンパス8号館) | 3.共 催: 協 賛: | 環境・エネルギー工学部会グリーンエネルギーフォーラム 化学工学会エネルギー部会 |
4.プログラム | 9:00~9:10 | 開会の挨拶 研究会主査 秋山友宏(北大) | 9:10~9:50 | 特別講演 顕熱・潜熱を利用する蓄熱・熱輸送の技術動向 | ○平野 聡(産総研 エネルギー技術研究部門) | PCM材料開発Gr 座長 長坂徹也(東北大) | 10:00~10:20 | 多元系糖アルコール類の熱力学的挙動とPCMとしての利用の課題 | ○小野寺暁史、長坂徹也(東北大) | 10:20~10:40 | 非晶質スラグからの結晶化潜熱の回収および高温スラグを利用した熱輸送システムの検討 | ○柏谷悦章(北大)、印南雄太郎(住友商事) | 10:40~11:00 | 蓄熱用相変化コンポジットの開発 | ○能村貴宏、沖中憲之、秋山友宏(北大) | 11:00~11:20 | 固相変体を利用したFe基高温用蓄熱材料の開発 | ○西岡浩樹、清水正賢、須浦直之(九大) | PCMプロセス設計Gr 座長 黒坂俊雄(神鋼リサーチ) | 11:30~11:50 | 直接接触型潜熱蓄熱槽内の熱流動特性 | ○埜上 洋、池内康祐(一関高専) | 11:50~12:10 | 鉄鋼廃熱を利用した超臨界二酸化炭素高効率ガスタービン発電システム | ○北垣 徹、加藤恭義(東工大) | 13:00~13:20 | PCM材の過冷却と凝固現象 | 魏 琳琳、田原英一、○大笹憲一(北大) | 13:20~13:40 | 潜熱蓄熱コンテナにおける流れの数学的モデル | ○開澤昭英(北大)、釜野博臣(栗本鉄工)、千田武志(三機工業)、 沖中憲之、秋山友宏(北大) | 13:40~14:00 | 潜熱蓄熱搬送システム「トランスヒート」の現状と今後の展開 | ○四方一郎、河合 篤、釜野博臣、藤田由季子(栗本鉄工) | 14:00~14:20 | 蓄熱輸送システム「サーモウェー」の開発研究 | ○高橋和雄(神戸製鋼) | 14:20~14:40 | PCMを用いた反応熱輸送システムの構築 | ○川井裕幸、伏見千尋、堤 敦司(東大) | 廃熱利用技術検討Gr 座長 葛西栄輝(東北大) | 14:50~15:10 | 高温用熱電変換材料の開発 | ○沖中憲之、張 麗華、東松 剛、秋山友宏(北大) | 15:10~15:30 | 市販熱電変換素子とPCMを用いた輻射伝熱発電ユニットの試作 | ○東松 剛、沖中憲之、秋山友宏(北大) | 15:30~15:50 | 廃棄物起源溶融メタルを熱媒体とする高効率汚泥乾燥プロセスの開発 | ○林 直人、葛西栄輝、中村 崇(東北大) | 15:50~16:10 | 排熱の回収を目的とした中温水蒸気電解装置の開発 | 石原達巳、金納孝雄、日浦昭二、松本広重(九大) | 16:10~16:25 | 総合討論 | 16:25~16:30 | 閉会の挨拶 |
5.参加費: | 2,000円(資料は当日会場で配布、事前申込み不要) |
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問い合せ先 新日本製鐵㈱ 技術開発本部 環境・プロセス研究開発センター エネルギー・プロセス研究開発部 プロセス技術グループ 西村哲也 TEL. 0439-80-2374 E-mail:nishimura.tetsuya@nsc.co.jp |
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