日本鉄鋼協会、計測・制御・システム工学部会システムフォーラム(第5期「鉄鋼業を革新するフレキシブルなシステム化技術-設計・計画・管理へのIT応用」)では、下記の要領で第6回フォーラム「鉄鋼業生産管理システムの過去、現在、未来」を開催いたします。
1.目的: 日本鉄鋼業は、生産管理分野において、他の製造業、海外の同業他社に先駆けて様々なハード、ソフト技術を実用化し、先導的な役割を果たしてきた。しかし、近年情報化技術の進歩に伴い、他産業において、あるいは海外の鉄鋼業において様々な試みが実施されている。また学術的な研究も盛んに行われており、我々の技術レベル、いわば‘立ち位置’を確認した上で、将来の姿を検討する必要があると考える。 本フォーラムでは、まず、日本鉄鋼業における生産管理業務の計算機適用の歴史を回顧した後、現状直面している課題である‘統合化’についての講演をおこなう。更には、国内他産業との比較をおこなった後、欧州鉄鋼業における生産管理の動向と、最新の学術研究成果を共有化する。そして、最後に日本鉄鋼業における、生産管理システムの未来について議論する。
2.主催:計測・制御・システム工学部会 システムフォーラム 3.協賛:社会鉄鋼工学部会、オペレーションズリサーチ学会、日本経営工学会(全て依頼中) 4.日時:平成20年2月6日(水)10:20~17:00
5.場所:コープビル 5階第1会議室 (東京都千代田区内神田1-1-12 TEL.03-3294-3821(代)) http://coop-bilukan.jp/framepage4.htm
6.プログラム: 10:20~10:30 本フォーラムの狙い紹介 座長 小西正躬(岡山大) 10:30~11:20 講演「鉄鋼生産管理への計算機適用の歴史と今後の方向」 講師 渡辺裕司(新日鐵) 11:20~12:10 講演「営業システムの‘統合’」 講師 三浦隆史(JFE) 13:00~13:50 講演「溶接棒分野における生産管理システムの構築例-茨木工場 フラックス入りワイヤー生産ラインを対象として-」 講師 根本剛(神鋼) 13:50~14:40 講演「鉄鋼生産管理/生産計画-他産業からみたその特徴-」 講師 中川義之(キャノンシステムソリューション) 14:55~15:45 講演「ヨーロッパにおける鉄鋼生産管理への汎用パッケージ適用動向」 講師 柴田雄一(IBMビジネスコンサルティングサービス) 15:45~16:35 講演「「エンタープライズモデルにおける生産管理業務の位置付け-ソフトウェアの価値はどこから来るのか?-」 講師 西岡靖之(法政大) 16:35~17:00 総合討論 登壇者を中心に、日本鉄鋼業における生産管理システムの将来を議論する。
7.定員:50名
8.参 加 費:日本鉄鋼協会会員、協賛学会会員:1,000円 非会員:2,000円
9.申込み方法:勤務先、所属、連絡先、会員区分をご記入の上、E-mailにて下記宛先へお申込み下さい。
10.申込み期限:平成20年1月23日(水)
申込み・問合せ先:㈱神戸製鋼所 技術開発本部 生産システム研究所 岩谷敏治 TEL.078-992-5612 FAX.078-992-5530 E-mail:t-iwatani@kobelco.jp |
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