本フォーラムでは、多くの会員が日頃取り組んでいる研究の成果を発表する機会を提供するため、1999(平成11)年から公開研究発表会を用意してまいりました。これまでの研究発表会はバラエティーに富んだ発表会となり、好評を得ております。「第9回公開研究発表会」を下記の要領で開催いたします。活発な討論を通して、この分野の今後の研究方法を探ることが出来ることと思います。多数のご参加をお待ちいたします。
1.日 時: | 2007年7月28日(土)9:25~17:00(懇親会:17:10~19:00) | 2.会 場: | 東京工業大学 大岡山キャンパス 百年記念館フェライト会議室(3階) | 3.交 通: | JR大井町駅(京浜東北)◇東急大井町駅(大井町線)~大岡山駅 JR目黒駅(山手線)◇東急目黒駅(目黒線)~大岡山駅(大岡山駅より徒歩1分) | 4.協 賛: | 日本鉱業史研究会、産業考古学会鉱山金属分科会、製鉄遺跡研究会、たたら研究会 | 5.参加費: | 2,000円 | 6.懇親会費: | 5,000円 |
| 7.プログラム | 座長:天辰 正義(フォーラム幹事) | 9:25~9:30 | 開会挨拶 | フォーラム 座長 高橋 礼二郎 (東北大) | 9:30~9:55 | 古刀の地鉄を再現するための基礎実験 -(1) 沼鉄鉱からの作刀、(2) 坩堝脱炭法、(3)粘土掛刀身焼き鈍し法- | 菅原 鉄孝(菅原総武研) | 9:55~10:20 | 砂鉄選鉱法がたたら生成物に及ぼす影響について | 久保 善博(全日本刀匠会)、久保田 邦親(日立金属冶研) | 10:20~10:45 | 村下安部由蔵の格言とたたら操業記録の検証 | 鈴木 卓夫(東海大) | 10:45~11:10 | 遺跡出土鉄生産関連遺物にみる古代の砂鉄製錬技術 | 鈴木 瑞穂(九州テクノリサーチ) | 11:10~11:35 | 鏡鉄鉱を原料とした製鉄関連資料の科学的調査 | 加藤 将彦・平井 昭司・鈴木 章悟・岡田 往子 (武蔵工大)、山本 裕二(日南たたら研究会) | 11:35~12:00 | エチオピアにおける伝統製鉄法および鍛冶技術 | 山末 英嗣(京都大)、村橋 勲(NHK)、奥村 英之・石原 慶一(京都大) | 座長:永田 和宏(東工大) | 13:00~13:25 | 遣明船と日本の剣 | 加藤 健三(阪大名誉教授) | 13:25~13:50 | 東アジアへの鉄の道について | 佐々木 稔(元神奈川大) | 13:50~14:15 | 幕末欧米派遣使節団の見た鉄鋼業 | 室賀 脩(元NKK) | 14:15~14:40 | 西欧の近代金属学と科学の起源 | 吉越 英之(元NKK) | 14:40~15:05 | 製鉄現代史・スラブの大型化 | 堀口 浩(元新日鐵) | 座長:穴澤 義功(たたら研究会) | 15:20~15:45 | 織機用金筬(かなおさ)の歴史 | 加藤 忠一(元新日鐵)、増田 修(桐生市教委) | 15:45~16:10 | 現代ロシアにおけるウーツ鋼の材質 | 尾上 卓生(尾上高熱工業) | 16:10~16:35 | レールの材質から見た八幡製鐵所ベッセマー転炉の盛衰 | 桝本 弘毅・西尾 一政・山口 富子(九工大)、岡崎 睦(フジコー) | 16:35~17:00 | 製鉄における燃焼エネルギーと出銑比の歴史的考察 | 永田 和宏(東工大) | 17:00~17:05 | 閉会挨拶 | フォーラム 幹事 寺島 慶一(千葉工大) |
| 8.参加申込方法: | 参加ご希望の方は事前にFAX、Eメールまたは部会HPより氏名・連絡先および懇親会の出欠を明記の上、7月14日(土)までに下記宛お申し込みください HPからのお申し込みはこちら →※申し込みは終了いたしました。 |
申込み・問い合わせ先:
千葉工業大学 工学部 機械サイエンス学科 寺島 慶一 〒275‐0016千葉県習志野市津田沼2‐17‐1 FAX:047-478-0329 E-Mail:keiichi.terashima@it-chiba.ac.jp |
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