社会鉄鋼工学部会「歴史を変える転換技術研究フォーラム」では、下記のとおり研究会を開催致します。多数の方々にご参加頂き活発な討論をお願い申し上げます。
1.テーマ: | バウンダリー変化による高炉技術の変遷と新技術の展望 | 2.日 時: | 2007年11月6日(火)13:00~17:00 | 3.場 所: | (社)日本鉄鋼協会 第1会議室 |
| 4.講演スケジュール・内容: | 13:00~15:00 | 「出銑比から見た高炉の操業限界とそのブレークスルー技術の可能性」 | 有山 達郎(東北大 多元物質科学研究所) | 内容: | 「鉄鋼において地球温暖化対策、高生産を検討する上で高炉は最もキーになるプロセスである。高炉は長い歴史を持ち、完成度の高いプロセスと考えられているが、今、種々の観点から見直しも迫られている。本講演では生産性、出銑比の観点から高炉の操業限界は何によって決まるのか、その向上を図るためにどのような方法があり、将来的にその実現可能性があるのかというテーマを中心に論じる。」 |
| 15:00~17:00 | 「原料から見た高炉のイノベーション」 | 稲角 忠弘(東大 総合研究博物館) | 内容: | 「中世以来欧州で発達してきた高炉は塊状の生鉱石が使われ、塊鉱石でないと高炉操業は安定せず良い銑鉄ができないという神話があったが、失敗覚悟の高炉操業実験から、高品位の粉鉱石から製造した焼結鉱を使用すれば、焼結鉱主体で操業が安定するばかりか燃料比が画期的に改善することを資源小国日本が見出し、それが塊鉱石資源制約を打破し世界の生産拡大を可能にしてきた。本事例を中心に過去、現在、未来の原料と高炉操業の関係について考察する。」 |
| 5.参加費: | 無料 |
| 6.参加申込み: | 参加ご希望の方は、こちらからお申込み下さい。 →申し込みは終了いたしました。 当日参加も受付ます。 |
問合せ先:
〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1 東京工業大学大学院理工学専攻科物質科学専攻 永田 和宏 Fax:03-5734-3142、E-mail:nagata@mtl.titech.ac.jp |
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