鉄鋼材料の加工組織と応力ひずみ曲線等の力学特性の関係解明は重要であるが、まだ十分に明らかとはなっていない。本研究会では、鉄鋼材料の高強度・高延性を実現する変形メカニズムである、TRIPやTWIPについて理解を深めるために、マルテンサイトや変形双晶を含む加工組織に関する知見や、それらが生じる際の引張特性等について議論し、これまでの論点を整理し、新規鉄鋼材料開発に向けて今後の研究の方向性を検討したい。また、研究会では、高速材料試験機の実験デモンストレーションも行い、本テーマに関係する共同研究の可能性についても検討する。
日 時: | 2007年12月3日(月)13:30~17:00 | 場 所: | 香川大学林キャンパス(工学部) (高松市林町2217-20)地図はこちら | アクセス: | 電車: | JR高松駅→高松琴平電鉄 琴平線「琴電高松築港駅」→「太田駅」下車 徒歩20~30分 | バス: | コトデンバス サンメッセ・川島・西植田線「JR高松駅」→「林支所」、「サンメッセ香川前」下車、徒歩10~15分 運賃:¥430 | タクシー: | JR高松駅→香川大学工学部 約25分 \2300程度 |
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| プログラム: | 13:30~14:00 | (1) 鋼のマルテンサイトの組織と機械的性質 | 森戸茂一(島根大総合理工) | 14:00~14:30 | (2) 結晶粒微細化によるTWIP鋼の双晶変形の抑制と高速変形挙動 | 上路林太郎(香川大工) | 14:30~15:00 | (3) 準安定オーステナイト鋼のTRIP効果とその特性予測 | 土田紀之(兵庫県立大工) | 15:20~15:50 | 高速材料試験機実験デモンストレーション |
| 16:00~17:00 | 総合討論 |
| 定 員: | 無し (実験デモンストレーションのみ 30名) | 参加申込み: | 氏名・所属・連絡先(電話番号・E‐Mailアドレスなど)を明記のうえ、11月25日迄に、E‐mailで下記問合先へお申込み下さい。 | 参加費: | 無料 |
申込・問合先:
上路林太郎(香川大工)TEL/FAX: 087‐864‐2406 E-mail: ueji@eng.kagawa-u.ac.jp |
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