日本鉄鋼協会/社会鉄鋼工学部会/鉄鋼産業の環境貢献フォーラム(Iフォーラム)は「資源と環境を考慮した素材戦略の検討」と題し、今後2050~2100年へ向けた素材のあるべき姿、向かうべき方向について、多方面からの検討や議論を開始しております。 特に、鉄鋼材料において、資源・製造・使用・廃棄(リサイクル)の各工程における、「地球温暖化抑制」や「循環型社会の構築」の観点から、その位置付けと他素材(アルミや高分子素材など)との比較評価、開発や制度での向かうべき方向性等について、議論を深めていく予定となっています。 今後シナリオを作成する中で代表的な製品についてのケーススタディーが必要になるため、各製品における「素材」の視点から見た鉄鋼材料及びその代替材料について、専門家を集め「素材選択における資源と環境」をキーワードとしたシンポジウムを開催していく予定です。 今回はその第一弾として、自動車製品について行政、ユーザー(自動車)、素材メーカー、第三者有識者にて今後の自動車用素材における評価軸、期待などについて御講演頂き、議論したいと思います。 また、本フォーラムをベースとして来年度以降、経産省とも素材評価プロジェクトを開始する予定であり、こうしたプロジェクトの方向性を定める意味でも、是非貴重なご意見を伺いたいと思います。 多数の参加をお待ちしております。 シンポジウム概要1.日 時: | 平成19年11月19日(月) 13:00~18:00 | 2.場 所: | 経団連会館 901会議室(経団連会館 9階) 【地図】→ http://www.keidanren.or.jp/japanese/profile/kaikan/map.html 〒100-8188 東京都千代田区大手町1-9-4 TEL:03-5204-1500 <代表> | 3.テーマ: | 自動車への鉄鋼素材の利用 -長期的な代替性を踏まえて- |
| 4.プログラム: [1] 13:00-16:00 各分野からのご講演(質疑込みで30分/件) | (1) | 自動車用素材の代替によるCO2排出削減の研究の現状(アルミ・プラスチックの適用拡大について) | /日本工業大学 システム工学科 環境エネルギーシステム評価 助教授 八木田 浩史 | (2) | 自動車用金属薄板材料の最前線(地球環境保全と安全へのさらなる貢献を目指して)(仮) | /新日本製鐵(株) 技術開発本部 フェロー 潮田 浩作 | (3) | 自動車メーカーから見た素材選択の評価軸と材料開発への期待(仮) | /日産自動車(株) 技術開発本部 テクニカルセンター技術材料部 金属材料グループ 中西 栄三郎 | (4) | 行政の立場からみた素材産業の向かうべき方向(仮) | /経済産業省 (調整中) | (5) | 自動車用素材としてのプラスチック開発動向と課題 | /三菱化学 ポリマーソリューションセンター 西田 耕治 | (6) | 自動車のリサイクルに関する現状評価(仮) | /LCA研究センター 地球環境研究チーム 布施 正暁 | [2] 16:00~17:00 自動車用素材での評価軸に関する自由討議 | | 上記ご講演を受けての意見交換(メーカーとユーザー、産官学各々の立場からの素材評価) | [3] 17:00~18:00 [基調講演]素材評価に適するエネルギーモデルについて(仮) | | /エネルギー総合工学研究所 黒沢 厚志 |
| 5.定 員: | 50名(定員になり次第締切らせていただきます。) | 6.参加費: | 無料(テキストは当日お渡し致します。) |
| 7.申込方法: | ※定員に達しましたので申込みは終了いたしました。 |
| 8.申込期限: | 2007年11月12日(月) |
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