次世代の高度な合目的材料の設計・製造に対して、素形材の製造プロセスから最終的な機械的性質発現までを一貫して予測可能な統合数値シミュレーション手法への期待が高まっています。本セミナーでは、この手法を確立するために必要不可欠な、材料のマイクロ組織を考慮したモデリングに関する要素技術の先端を紹介し、その実用への展開について議論します。また、東京農工大学桑原研究室の見学会も行います。多数の参加をお待ちしています。
1.日 時: | 2007年9月7日(金) 10:30~17:00 | 2.会 場: | 東京農工大学小金井キャンパス11号館 5階多目的講義室 (小金井市中町2-24-16、Tel 042-388-7083) 地図はホームページ参照 | 3.交 通: | JR中央線 東小金井駅下車 徒歩10分 | 4.共 催: | 日本塑性加工学会プロセッシング計算力学分科会 |
| 5.プログラム: | 1)桑原研究室見学会 | 10:30~11:00 | 研究内容紹介 | 桑原 利彦(東京農工大) | 11:00~12:00 | 見 学 (2軸応力試験による金属薄板の材料モデリング、CNC制御2軸応力試験による金属円管材料の材料モデリングと成形限界測定、面内連続反転負荷試験機による金属薄板のバウシンガ効果の測定、Marciniak法による金属薄板の成形限界線図の測定、転造によるマイクロ溝の転写加工) |
| 2)講演会 司会:黒田 充紀(山形大) | 13:00-13:05 | 開会の挨拶 | 森 謙一郎(豊橋技科大) | 13:05-13:45 | フェーズフィールド法による組織形成予測技術の基礎 | 上原 拓也(山形大) | 13:45-14:25 | フェーズフィールド法による組織形成予測技術の応用 ~冷間・熱間加工における再結晶の予測~ | 高木 知弘(神戸大) | 14:25-15:05 | 転位のパターン形成と材料特性の発現 | 青柳 吉輝、志澤 一之(慶應大) | 15:05-15:15 | 休 憩 |
| 15:15-15:55 | 寸法依存性結晶塑性論 ~結晶粒径と降伏応力~ | 奥村 大、大野 信忠 (名大) | 15:55-16:35 | 結晶塑性均質化法 ~多結晶体の巨視的性質~ | 只野 裕一(慶應大) | 16:35-17:00 | 総合討論 | 司会:黒田 充紀(山形大) |
| 6.定 員: | 100名 | 7.参加費: | 日本鉄鋼協会会員および日本塑性加工学会プロセッシング計算力学分科会委員は無料、塑性加工学会正会員および賛助会員5,000円、その他8,000円。(ただし学生会員は半額) | 8.申込方法: | 第14回セミナー申込み」と題記し、(a)氏名、(b)勤務先・所属部課名・役職、(c)連絡先(住所・電話・Fax・E-mail)、(d)会員資格(鉄鋼協会会員、塑性加工学会正会員・賛助会員・学生会員の別、所属分科会)、(e)支払方法、(f)振込予定日(銀行振込の場合)を明記の上、E-mailもしくはFaxにてお申し込み下さい。 | 9.参加費振込先: | 三井住友銀行 豊橋支店 (普通)3452682 プロセッシング計算力学分科会 | 10.申込期限: | 2007年8月24日(金)(定員になり次第締切ります) |
本件に関する申込先:
豊橋技術科学大学 生産システム工学系 プロセッシング計算力学分科会事務局 森 謙一郎 〒441-8580 愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1 E-mail:compmech@plast.pse.tut.ac.jp TEL:0532-44-6707 FAX:0532-44-6690 |
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