ステンレス鋼の機能は、加工性,耐食性,耐熱性,耐酸化性,表面意匠性など多岐に渡っている。ステンレス鋼はその優れた耐食性から製造後の表面特性を維持し易いのが特徴である。そのため最近ではいろいろな用途に応じて表面機能を多様化させた研究が進んでいる。本シンポジウムではステンレス鋼の表面機能の基本である不動態皮膜に関する講演と各種用途における最先端の応用研究を紹介するとともに、表面機能の多様性とそのメカニズムについて討議を行います。 自主フォーラム座長:細井祐三
1.日 時: | 2007年3月28日(水) 13:00~17:25 | 2.場 所: | 第153回春季講演大会 第11会場 (千葉工業大学 芝園キャンパス 8号館 8203号室) 〒275-0023 千葉県習志野市芝園2-1-1 |
| 3.プログラム: | 13:00~13:05 | シンポジウム趣旨説明 | 細井祐三(名古屋大学名誉教授) | 13:05~14:00 | 「ステンレス鋼の不動態皮膜の解析と高性能化」 | 大塚俊明(北海道大学教授) | 14:00~14:55 | 「ステンレス鋼不動態皮膜の電子構造と光改質」 | 藤本慎司(大阪大学教授) | 14:55~15:05 | 休憩 | 15:05~15:25 | 「粗製リン酸によるステンレス鋼の変色挙動」 | 松橋 亮(新日本製鐵) | 15:25~15:45 | 「外装用塗装ステンレス鋼の汚染とその防止機構」 | 道野正浩(日本金属工業) | 15:45~16:05 | 「有機酸洗浄処理によるステンレス鋼からの鉄溶出の抑制」 | 原田和加大(日新製鋼) | 16:05~16:25 | 「次亜塩素酸塩環境における二相ステンレス鋼の耐食性」 | 小林 裕(YAKIN川崎) | 16:25~16:45 | 「高合金のメタルダスティング腐食抑制技術」 | 西山佳孝(住友金属工業) | 16:45~17:05 | 「Laves相析出によるステンレス鋼の耐酸化性向上」 | 井手信介(JFEスチール) | 17:05~17:25 | 総合討論 | 細井祐三(名古屋大学名誉教授) |
| 4.参加費: | 1,000円(テキスト代含む)。事前の申込は不要です。 |
問合せ先:
JFEスチール(株) スチール研究所 宇城 工 Tel. 043-262-2421 Fax. 043-262-2031 E-mail. t-ujiro@jfe-steel.co.jp |
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