社会鉄鋼工学部会「歴史を変える転換技術研究フォーラム」では、下記のとおり研究発表会を開催致します。多数の方々にご参加頂きますようお願い申し上げます。
1.テーマ: | バウンダリー変化による環境技術の変遷と新技術の展望(第3回) | 2.日 時: | 2007年5月15日(火)13:00~17:00 | 3.場 所: | (社)日本鉄鋼協会 第1会議室 |
| 4.講演スケジュール: | 13:00~15:00 | 「コークス製造法の歴史を変えた技術挑戦」 | 西岡邦彦(元日本鉄鋼連盟) | 15:00~17:00 | 「製鉄プロセスにおけるエネルギー供給の歴史的考察と新技術への展望」 | 永田 和宏(東工大) |
| 5.内容: 「コークス製造法の歴史を変えた技術挑戦」 コークス高炉法は製鉄技術の主流として約2百年の歴史を刻み、今もなお進化し続けている。高炉製鉄法が存続する限りコークスは不可欠の材料として使用され続け、その製造技術も進化し続けよう。本講演では現在に至るコークス技術の進化の過程で、歴史を変えた技術挑戦に焦点を当て、経済的・技術的必然としてそれらの舞台裏を探ってみたい。SCOPE21プロセスも歴史の座標軸で見ると、いかに革新的な技術であるか理解されよう。
「製鉄プロセスにおけるエネルギー供給の歴史的考察」 製鉄4000年の歴史の中で製鉄に用いられてきたエネルギーは高温ガスである。古代中世の製鉄法、近世の高炉法、我国古来のたたら製鉄法はそのエネルギー供給方法の中でそれぞれ特異な発展をしてきた。一方、反射炉、ベッセマー転炉、電気炉は金属の溶解に特化して用いられてきた。アルミニウム製錬などの電気分解では電気がエネルギー源である。製錬プロセスとして実際に使われてきたのは内部発熱で熱エネルギーを発生させる場合である。これらの熱エネルギー供給方法と製錬技術の発展の歴史を述べ、その製錬技術の限界と将来の展望、新技術の可能性を論議する。 |
| 6.参加費: | 無料 | 7.参加申込み: | 参加希望の方は、E-mailまたはFaxにて、氏名、所属、連絡先(電話、Fax、E-mail)を明記の上、下記宛お申込み下さい。当日参加も受け付けます。 | | ホームページからもお申し込み頂けます→※申込みは終了致しました。 |
申込み・問合せ先:
〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1 東京工業大学大学院理工学専攻科物質科学専攻 永田 和宏 Fax:03-5734-3142 E-mail:nagata@mtl.titech.ac.jp |
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