表面粗さは、摩擦・摩耗・潤滑に対して大きな影響を与える重要な因子です。しかし、表面粗さの表現方法についてはいろいろな提案がなされていますが、工業的には古くからあるパラメータが今も常用されているのが現状です。一方、工業製品の表面品質に求められるユーザーからのニーズは益々厳しくなるものの、表面品質管理指標として、現在の表面粗さでは不十分であるとの声もあがっています。本研究会では、表面粗さの定義や最近のモデルに関する話題と、鋼板表面微細形状の測定例の話題を集めて、今一度、表面粗さについて見つめ直し、工業的に有用な表面粗さの表現方法や測定方法について考える一助としたいと考えております。多数のご参加をお待ちしております。
1.開催日時: | 2007年12月6日(木) 13:00~16:40 | 2. 場 所: | 学士会館本館(神田)203号室 住所:〒101-8459 東京都千代田区神田錦町3-28 Tel:03(3292)5936(代) 地図:HP参照(http://www.gakushikai.or.jp/facilities/のページから「学士会館本館のご利用案内」を開いて、「交通のご案内」をご覧下さい。) |
| 3.プログラム | (1)13:00~13:05 | 主査挨拶 | 小豆島 明(横国大) | (2)研究発表 13:05~13:45 | 「表面粗さの測定」 | 小林好行(小坂研究所) | 13:45~14:25 | 「表面粗さの確率モデル」 | 杉村丈一(九大工学研究院) | 14:25~15:05 | 「表面粗さパラメータと動的機能」 | 野木 高(宇宙航空研究開発機構) | <休 憩> |
| 15:20~16:00 | 「ロール摩擦面の三次元表面形状のその場計測技術」 | 安藤克己(日鐵テクノリサーチ) | 16:00~16:40 | 「3D-SEMによる鉄鋼材料の表面形状評価」 | 野呂寿人(JFEスチール) |
| 4.参加費: | 2,000円(当日受付にてお支払い下さい。但し、創形創質工学部会トライボロジーフォーラム会員は無料です。なお、当日入会される方は次回から無料となります。) | 5.資 料: | 当日会場にて配布します。 | 6.申込方法: | 参加者の氏名(日本鉄鋼協会会員番号)、所属、連絡先をFAXまたはE-mailで下記宛にご連絡ください。 | 7.申込期限: | 2007年11月26日(月) |
申込み・問合せ先:
協同油脂(株) 加工油剤技術部 須田三孝 TEL. 0466-33-3112 FAX.0466-33-3389 E-mail: mitsutaka-suda@kyodoyushi.co.jp |
|