社会鉄鋼工学部会 「前近代製鉄実験」研究Gr.第7回例会 開催案内
「前近代製鉄実験」研究Gr.は、発足後3年を経過しました。当初に掲げた目的・課題の全てを達成することはできませんでしたが、製錬においては、製鉄遺跡を基にした完全復元炉の操業から解体にいたる実験考古的プロセスが竪炉と箱炉でそれぞれ1例づつ報告されました。精錬鍛冶関連では最初、見当すらつかなかった下げ・本場の金属学的な数式モデルが提出されるなど、闇に閉ざされていた日本古来の鉄作り技術の解明分野で確実な成果を上げてきました。 今回の第7回例会は、製錬、精錬鍛冶さらに鍛冶について、現在日本の先端を示す3件の実験研究についての報告で構成し、3年間の事業のまとめといたします。多数のご参加を期待いたします。
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