環境・エネルギー工学部会 シンポジウム 「廃棄物パイロ処理技術の新展開」
ガス化溶融プラントの建設が約100件に達し、導入は一段落したと言える。都市ごみ等廃棄物のガス化溶融プロセスは、当初はごみの減容・無害化とDXN類の低減についてクローズアップされていた一面があるが、今日では難処理物や再生・資源化にも積極的に応用しようという期待も強まっている。このような現状に至る過程での技術的進歩、浮き彫りになった技術課題、新たな応用、などについて、現時点は改めて議論するよい時期と思われる。そこで本フォーラムでは下記のような構成でシンポジウムを企画した。なお、本シンポジウムでは、各プロセスの実績データを議論することが目的ではなく、廃棄物処理や技術的課題についての共通認識を持つと同時に、今後の展開、応用について討論することを主な狙いとする。
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