6.プログラム |
13:20~13:30 | フォーラム紹介 |
座長 小西正躬(岡山大学) |
13:30~14:10 | 講演「鉄鋼業でのサプライチェイン・マネジメントの適用」 |
講師 谷崎隆士((株)住友金属小倉) |
概要: | サプライチェイン・マネジメントを製造プロセスに適用する際には、製品供給先である、顧客の規模・業態が異なるため、顧客毎に課題と対応策が異なる。従って、顧客タイプに応じたサプライチェイン・マネジメントの仕組みを構築し、同じシステム上に実装する事によって、各々の課題解決を実施した。その内容について報告する。 |
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14:10~14:50 | 講演「複雑性、不確実性、系外要因を考慮したサプライチェインのモデリングと解法について」 |
講師 久保幹雄(東京海洋大学) |
概要: | 一般に、サプライチェインの諸モデルは、複雑性、不確実性、系外要因を含むため、モデリングや解決法も一筋縄ではいかず、様々な研究分野の結果を駆使する必要がある。本講演では、複雑性、不確実性、系外要因を考慮したサプライチェインの様々な最適化モデルとその解法を紹介する。 |
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15:10~15:50 | 講演「多品種化学プロセスにおける生産計画最適化への取り組み」 |
講師 藤田薫(三菱化学(株)) |
概要: | 大規模な石油化学コンビナートでは、線形計画法をベースとした生産計画の全体最適化が行われているが、多品種少量生産の化学プロセスにおける生産計画は、その複雑さからシステム化が困難であった。今回、複数系列からなる化学プロセスにおいて、最適化手法を用い多品種を効率良く生産するための生産計画・スケジューリングシステムを開発したので紹介する。 |
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15:50~16:30 | 講演「大規模工場の効率的計画と運用 -分散型シミュレーションの適用-」 |
講師 藤井進(上智大学) |
近年の厳しい生産環境下において企業が生き残るためのひとつの方策として、大規模な工場全体の効率的な計画、運用を目指す分散型シミュレーションの適用について考える。さらに、計画・運用効率の評価指標として従来の時間的・量的指標に加えてコスト指標を陽に考慮することを提案する。また、その事例研究の一端について触れる。 |
16:30~17:00 | 総合討論 登壇者を中心に全体最適化技術について議論する。 |