計測・制御・システム工学部会システムフォーラム（第５期「鉄鋼業を革新するフレキシブルなシステム化技術－設計・計画・管理へのIT応用」）では、下記の要領で第２回フォーラム「製鉄所におけるユビキタス化技術－無線LANの実用化と課題－」を開催いたします。 | １．目 的： | 本フォーラムでは、平成１７年２月に「製鉄所におけるユビキタス化技術の活用」と題し、ICタグ技術の紹介をおこなった。１年後の今回は、同じくユビキタス化の基盤技術である無線LANに焦点をあて、製鉄所のユビキタス化を実現する上での課題と展望を議論する。 | | ２．日 時： | 平成１８年１月３１日（火）１３：００～１７：００ | | ３．場 所： | （株）神戸製鋼所 大阪支社
〒５４１－８５３６ 大阪府大阪市中央区備後町４丁目１－３
http://www.kobelco.co.jp/corp/access/branch/osaka/index.html |
| ４．プログラム： | | 13：00～13：10 | フォーラム紹介 | | 座長 小西正躬（岡山大学大学院） | | 13：10～14：10 | 講演「ワイヤレスブロードバンドとユビキタスネットワーク」 | | 講師 小牧省三（大阪大学大学院） | | 概要： | 近年、ADSLやFTTHなどの固定料金常時接続ブロードバンドネットワークの導入が広く行われている。これらの固定系ネットワークと並行し、無線LANをはじめとするモバイルブロードバンドの進展がめざましい。これらは、固定移動融合(FMC: Fixed Mobile Convergence)あるいはユビキタスネットワークと呼ばれている。本講演では、８０２．１１ならびにWiMAX、iBurstなど各種ワイヤレスブロードバンドの動向とこれを利用したワイヤレスIP電話について、大学での実験状況を含めた現状と将来展望を紹介する。
| | 14：10～15：10 | 講演「製鉄所における“ユビキタス操業支援”―その考え方と取り組み」 | | 講師 山下英隆（新日本製鐵（株）） | | 概要： | 新日本製鐵（株）では、高品質製品の安定供給、高稼働率・安定操業といった工場の運営目標と熟練者の減少や少数化に伴う操業現場の諸課題への対応策としてIT技術を応用した“何時、何処でも適切なタイミングで正確な指示・情報が得られる仕組み”＝“ユビキタス操業支援”の構築に取り組んでいる。本講演では、操業ナビゲーションシステム・操業解析支援システム・モバイルITシステムについて、それぞれ現場が抱える課題と照らし合わせ、解決のための手法及び導入IT技術（ネットワーク、無線、PDA、RFID、ディジタル画像、IPフォン、ITセンサー、音声対話ハンズフリー等）について、導入時の工夫や今後期待されるシーズを織り混ぜながら紹介する。
| | 15：30～16：30 | 講演「Aruba無線LANシステムによるセキュアな音声・データネットワークの構築とその導入事例」 | 講師 長瀬健吾（（株）エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ）
山移雄悟（アルバワイヤレスネットワークス（株）） | | 概要： | Aruba無線LANシステムは、集中型のモビリティとセキュリティを提供するユニークなシステムで、企業内にとどまらずブランチオフィスやホームオフィスなどに企業内とかわらないモビリティおよびセキュリティを提供できる。本講演では、Aruba無線LANシステムによるモビリティと強固なセキュリティを述べるとともに、顧客各位、特に造船会社等の製造業の本社・工場への導入事例を紹介する。
| | 16：30～17：00 | 総合討論 | | 座長 小西正躬（岡山大学大学院） | | | 講演の内容に対する質疑に加えて、無線LAN活用による鉄鋼業ユビキタス化の実現課題に関し、議論をおこない今後の方向性を探る。
|
| ５．定 員： | ５０名 | | ６．参加費： | １，０００円（資料は当日会場にて配布いたします） | | ７．申込み方法： | 勤務先・所属・電話番号をご記入の上、事前にE-mailにて下記宛先へお申込み下さい。 | | ８．申込み期限： | 平成１８年１月２０日（金） |
| | 申込み・問合せ先：
（株）神戸製鋼所 技術開発本部 生産システム研究所 岩谷敏治
TEL：078-992-5612 FAX：078-992-5530
E-mail：t-iwatani@kobelco.jp |
|
| 
